覚えておきたい、気持ちを伝える犬の行動・しぐさ

前足を前方に伸ばし、お尻を上げて尻尾を振る

「一緒に遊ぼうよ!」
相手を遊びに誘っているサインです。相手が緊張していたり、距離感がつかめないときによく用いる行動で、相手の緊張をときほぐすための友好的なサインのひとつです。

体をくねらせながらしっぽを激しく振る、飼い主さんに飛びつく、飼い主さんの顔をなめる

「うれしい!」
喜びが爆発しているサインです。うれしさのあまり、じっとしていられないのです。

目を細めて舌を出し、首の付け根を後ろに倒す

「とっても幸せ~!」
このしぐさを見せるときは幸せな気分に浸っている証拠。まるで笑っているような表情をしているのでぜひ注目してみてくださいね。この表情を見せている時は、穏やかな気持ちで満たされている状態です。

耳を前に傾け、上唇を引き上げて牙をむき出しにしながらうなる

「来るなら来い!」
武器である牙をむき出しにしながらうなり声をあげるのは典型的な攻撃型の威嚇です。からだ全身の毛も逆立ち、今にも飛びかかりそうなオーラをただよわせています。自信があるタイプの犬によく見られます。

しっぽをお尻の下に巻き込み、体勢を低くしてうなる

「近づくな!あっちに行って!」
しっぽをお尻の下に巻き込み、体勢を低くした体制で威嚇(うなっている)しているときは、恐怖心から相手を追い払おうとしているサインです。怖がりな犬に見られる行動パターンで、その恐怖心が限界に達すると噛みついてしまうことも。来客時やインターホンに反応しないよう、子犬の頃からさまざまな音や、人に慣らすなど社会性を身に付けさせましょう。

首をかしげる

「なんだろう?」
飼い主さんの言葉が気になったり、いつもと違う音を耳にした場合、人間と同じように首をかしげます。このしぐさを見せるときは周りに対して不思議に感じています。

上目遣いで見上げる

「つまらない……」
退屈で構ってほしい時には、上目づかいで飼い主さんを見上げます。甘えてきて、少しすねたような表情も特徴的です。

しっぽを下げて、落ち着かない様子

「なんだか不安……」
これは不安を感じているサイン。さらに不安感が強くなると、呼吸が荒くなる、小刻みに震える、よだれをたらす様子などが見られるようになります。そんなときは、フードを見せても食べられないくらい、強いストレスを感じている状態です。

花火や雷など大きな音が苦手な犬は、音に驚きパニックを起こして飛び出そうとすることもあるので注意が必要です。

飼い主さんの口をなめる

「甘えたい……」
この行動は、母犬の口をなめて食べものをねだる習性の名残です。飼い主さんに対して、愛情や信頼を寄せているサインでもあります。

危機を察知してその場をしのぐ。犬流処世術 「カーミングシグナル」とは?

犬は、ボディランゲージで感情を表現しますが、そのなかでも「カーミングシグナル」と呼ばれるサインがあります。これは相手との対立を避けるための友好的なサインで、いわば犬流の処世術と言えるかもしれません。カーミングシグナルは30個ほどあると言われていますが、ここでは代表的なものをご紹介します。

あくびをする、体を背ける

「落ち着いて~」

興奮している相手の感情を鎮めるたいときに用いるサインです。飼い主さんに叱られているときや、飼い主さんがイライラしている様子のときに出ることもあります。あくびをしたり、そっぽを向いたからといって、けして人間を甘く見ているわけではないのです。叱っている時にこの行動をされたときは、愛犬に対する接し方を見直すタイミングかもしれません。

そっぽを向く、座る、円を描くように相手(犬)に近づく

「敵じゃないよ!」

人や犬が近づいてきたときにこれらの行動が見られたら、敵意がないとメッセージを発している証拠です。犬は正面から視線をおくられると威嚇と感じる生き物。目線を外すことでこれらのメッセージをおくっているのです。初対面の犬と面する場合は視線をそらして接すると犬の緊張も和らぎますよ。

また、初対面の犬と出会った時に、お互い円を描くようにグルグル歩くのも同様のサインです。一直線に近づいては好戦的な相手と判断されるため、誤解されないようゆるやかに近づくのです。

床や地面の匂いを嗅ぐ、自分の口や鼻をなめる

「(落ち着け自分……)」

相手が怒っていると感じたとき、相手が近づいてきて不安な気持ちになったときに、争いにならないよう自ら感情を落ち着かせようとしているとき、このような行動が見られます。特に「自分の口や鼻をなめる」のは、顔まわりの毛色が濃い犬が多用するサインです。表情の変化だけでは相手に伝わりづらいため、舌を出して敵意がないことを伝えているのです。

間に割り込む

「これ以上やったら怒るからね!」

これは相手をけん制する行動で、よく思っていないことを伝えるためのサインです。けん制することで、不要な争いを防ぐ意味合いがあります。たとえば、飼い主さんに他の犬が近づいてきた時に割り込んできたら「飼い主さんに近づかないで!」という意味。また、人間同士がケンカしていても間に入ることがあります。これは自分が仲裁して緊張関係を解こうとしているあらわれなのです。

まとめ

普段何気なく眺めていた愛犬の行動も「もしかしたら意味があったのかも……」と気づいた方もいるのではないでしょうか。自分を守るためにボディランゲージで危機回避を図ったり、意図的にメッセージをおくる心理は人間も同じ。なんとなく共感できるような気もしますよね。

行動の裏にある心理を理解することで、その子の性格に合わせたコミュニケーションが取れるようになるはずです。ぜひ覚えて愛犬との絆を深めてくださいね。

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