メインクーンが爪とぎをする理由とは?

メインクーンが爪とぎをするのは、もともと備わっている猫の習性によるものです。爪は本来、獲物を捕まえたり自分の身を守るときにときに使うもの。いつでも鋭い爪が使えるよう、日々お手入れをする必要があるのです。爪とぎを欠かすことはできません。

そのほか、マーキングやストレス発散のために爪とぎをすることがあります。

爪とぎをしてもいい場所を作ってあげよう

爪とぎは本能的な行動なので、無理やりやめさせようとすると、メインクーンがストレスを抱えてしまうことがあります。爪とぎを禁止するのではなく、爪とぎをしてもいい場所を作ってあげましょう。

1.爪とぎ器を設置する

爪とぎ器の素材には、段ボールや麻ひも・麻布などがあります。また、縦置きタイプや横置きタイプなど、いろいろな形状があります。初めは数種類を用意して、メインクーンがどの爪とぎ器を気にいってくれるのか様子を見ましょう。

2.メインクーンの匂いを付ける

爪とぎ器を設置したら、この場所では爪をといでもいいと教えましょう。後ろから抱くようにメインクーンのの前足を掴み、爪とぎ器に擦りつけます。こうして匂いを付けることで、自分の爪とぎの場所だと理解してくれるはずです。

3.爪とぎ器で爪をといでくれないときは?

爪とぎ器以外で爪をといでしまう場合は、しっかりとしたしつけが必要です。メインクーンが爪をとぎそうになったら、爪とぎ器のところまで連れて行きましょう。何回も繰り返すことで、理解してくれるようになります。

それでも効果がないときは、爪とぎをしてほしくない場所にプラスチックの板を置いたり、つるつるした素材のシートを貼ったりするなど、爪とぎができないように工夫をしましょう。猫が嫌がる臭いの、爪とぎ防止スプレーを使うのも効果的です。ただし、シミができる場合があるので注意が必要です。

メインクーンにおすすめの爪とぎ器

一般的な猫と比べて体が大きいメインクーン。爪とぎ器は、メインクーンの体に合わせたサイズのものを用意しましょう。

メインクーンにおすすめなのは、タワー型の爪とぎ器です。このタイプは立ち上がって使用するので、充分に高さのあるものを選びましょう。加えて、転倒しないように土台がしっかりしたものを選んでくださいね。

定期的に爪切りでお手入れを

日々の爪とぎだけでは不十分な場合があり、爪が伸びすぎてしまうことがあります。ペット用の爪切りグッズを使って、定期的に爪を整えてあげましょう。

爪切りをするときは、すべての爪を一度に切ろうとするのではなく、メインクーンの様子を見ながら少しずつ切るのがコツ。猫の爪には血管が通っているので、血管を切らないように落ち着いて爪を切ってください。

成猫になってから爪きりをしようと思っても、嫌がってなかなか切らせてくれないケースが多いです。子猫のうちから慣れさせておきましょう。

まとめ

メインクーンが爪とぎをするのは、本能です。やめさせることはできませんが、爪とぎをしてもいい場所を作ってあげることで、飼い主もメインクーンもストレスのない生活を送ることができるでしょう。

定期的に爪切りをすることで、爪の伸びすぎを防ぐことができます。子猫のうちから、爪切りの習慣を付けるのがポイントです。
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