知っておくと便利! 猫の年齢の数え方

猫は人間と比べて早く歳をとります。1歳の誕生日を迎える頃のメインクーンは、人間でたとえると約18歳。ほぼ大人の猫と考えて良いでしょう。その後は、1年につきおよそ4歳のペースで歳を重ねていきます。

他の猫種と比べて、成長期が長いメインクーン

メインクーンは、年齢の数え方は他の猫種と同じですが、大きく異なる点は成長期が長いこと。一般的な猫の場合、1歳程度で体の成長が止まりますが、メインクーンはそのおよそ3倍。3年近くかけて成猫の体格になります。ただし、成長スピードには個体差があり、なかには5年くらいかけてゆっくり成長する猫もいます。

子猫期の食事はたっぷりと! 立派な体の基礎をつくる

メインクーンが成猫の体に成長するまでおよそ3~5年かかりますが、特に大切なのが急激に成長する1歳頃までの時期です。この時期にしっかりと骨格や体をつくっておくために、栄養価の高い食事をたっぷり与えましょう。

食事量の目安は、成猫期の約2倍。子猫のうちは体の消化能力が未発達なので、消化しやすい子猫専用キャットフードがおすすめです。栄養価も高く、成長期にふさわしい内容になっています。基本はキャットフードに表記してある量を目安にすると良いでしょう。消化器官に負担がかからないよう1日3~4回くらいに分けて少しずつ与えます。

成猫用に切り替えるタイミイングは?
成猫用の食事に切り替える目安は1歳を過ぎた頃ですが、成長には個体差があるので一概に年齢だけでは決められません。この場合、目安となるのは体格です。メインクーンの成猫のサイズは身長1m、体重オスで6~9kg、メスで3~6kg。この数値に近づいてくると成長具合もゆるやかになってくるので、子猫期が終わると考えて良いでしょう。成猫用のキャットフードに変更し、量も子猫期の半分の量になるように少しずつ減らしていきましょう。

体重は成長を図るバロメーターになるので、日頃からこまめに測定する習慣をつけておくといいですね。
また、立派な体をつくるためには食事に加えて運動も必要です。たくさん食べて、たくさん動けるようキャットタワーなどを設置してしっかり運動ができる環境を整えておきましょう。

カロリーの摂りすぎに注意が必要! 成猫期

成猫期に必要なカロリーの目安は体重1kgにつき、70〜80kcalです。個体差があるため、基本はキャットフードのパッケージに記載されているカロリーを参考にすると良いでしょう。

成猫の場合、食事回数は1日2回が目安です。食事と食事の間隔が空きすぎると肥満になりやすいので、できるだけ朝・晩の2回に分けて与えましょう。

消化の良い食事内容を中心にしたい老猫期

8歳を過ぎるとメインクーンは老猫期に入ります。この時期の食事のポイントは食べやすいことと、消化が良いこと。
食欲旺盛な成猫期とは異なり、だんだんと食が細くなり十分な栄養が吸収できないことも多いものです。基本はシニア専用キャットフードを選ぶようにしましょう。10歳を超えた頃から、食事回数を1日3~4回に増やし、そのぶん1回あたりの食事量を減らしましょう。少しずつ与えることで消化器官への負担を減らします。

メインクーンの平均寿命は約14年ですが、適切な食事管理や健康管理でより長生きできることもあるので、ぜひ気をつけてみてください。

まとめ

メインクーンの健康をつくるために大切な食事。ライフステージによって適した食事の内容や回数は変わりますが、日頃から猫の食事量や運動量を観察して、猫の成長ペースに合わせた食事を与えてくださいね。
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