犬が家具をかじる理由は本能? ストレス?

犬がタンスやソファーなどの家具をかじる理由は諸説ありますが、子犬と成犬では少し理由が違います。

子犬が家具をかじる理由

子犬期の噛み癖のほとんどは本能的なもの。生後3~4週齢くらいから7~8カ月齢ごろまでの間は「歯の生え変わり時期」のため、歯茎がムズムズすると言われています。このムズムズ感を紛らわすために本能的に噛みつきたくなっているので、家具でもなんでもかじってしまう……というわけです。人間の手などにカプッと噛みついてくる「甘噛み」も同じ理由から。放置すると癖になるので、噛んだらダメなものがあることを教えなければいけません。

成犬が家具をかじる理由

永久歯に生え変われば歯茎がムズムズすることはありません。ではなぜ成犬がかじるのかと言えば、たとえば
・運動ができず、うずうずしている(暇を持て余している)
・刺激が足りず、飼い主さんに「構ってアピール」している
・恐怖、不安などからくるストレスを発散させようとしている
など理由は主にストレスと言われています。

噛み癖には「しつけ」と「いたずら防止スプレー」の組み合わせが効く

子犬の噛み癖は、本能的なものなので止めることはできません。しつけは止めさせるのではなく、かじっていいおもちゃ(かたいロープなど)を与えて、噛みたい本能を満たしてあげましょう。

家具(かじってはいけないもの)をかじったとき

かじったらすぐにハッキリした口調で「ダメ」と一言伝えて、噛んでもいいおもちゃを与えましょう。過剰に怒ると「飼い主さんが反応してくれる」と勘違いして、より噛み癖がひどくなることがあるので要注意。あくまでも毅然とした態度で接することが大切です。

また、噛んでほしくない家具にはあらかじめ「いたずら防止スプレー」を吹きかけておきましょう。かじると苦い味がするので、それに懲りて家具を避けるようになるはずです。

ペット生活向きの壁紙・床材・カーテンを知ろう

今、ペットに対応した耐久性のある壁紙(クロス)や床材があることはご存知ですか? もし、あなたが犬を飼うことを前提にインテリアを揃えるなら、ペット対応の素材を検討してみてはいかがでしょうか。

ペット対応壁紙の特徴 ※例
一般的な壁紙よりも傷がつきにくい/抗菌機能付き/消臭機能付きなど

ペット対応床材の特徴 ※例
一般的な床材よりも傷がつきにくい/消臭機能付き/掃除しやすい/ペットがすべりにくいなど

また、犬にとってすべりやすいフローリング材は、足腰に負担をかける原因になります。ケガの予防のためにも、できればすべりにくい仕様のフロア材を敷いた方が安心です。もしくは、乾いてもすべりにくい犬用のワックスで定期的にコーティングしてもいいでしょう。

遮音カーテンでストレスを減らす

かじる理由のひとつがストレスによるものなら、ストレス緩和はかじり対策には大切な要素になります。そこでおすすめしたいのが、吸音効果のある特殊な生地でできた遮音カーテンです。

遮音カーテンなら、一般的なカーテンよりも外からの騒音を防げるので、犬のストレスをやわらげることができます。同じように、室内の犬の鳴き声が外に漏れにくくなるので、ご近所への配慮としても使えますね。

まとめ

いくらかわいい犬と言えども、せっかくの家具をボロボロにされるのは避けたいもの。一緒に暮らす家族の一員としてしつけることはもちろん、「いたずら防止スプレー」を使った家具かじり予防策、傷がつきにくい環境づくりなど、あらゆる対策が必要です。はじめは少し大変かもしれませんが、お互い快適に過ごすために、ぜひトライしてみてくださいね。