トイプードルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

トイプードルの目の異常に関する獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:去勢手術が原因でてんかんになるのでしょうか?

飼い主からの相談

相談者:静岡県 ハセヲさん
初めまして。体重が3.5kgのトイプードル♂のタクトのことでご相談です。
去年の10月に皮膚にニキビのようなデキモノができたので動物病院に連れていきました。
そのデキモノはその場で麻酔なしで軽く切って脂肪みたいなのを押し出しておわりました。
いつも行ってたところでは検査をしないと何も出来ないも言われたのですが、ご近所の紹介で行ったここではスグに処置をしてくれて信頼しました。その際じゅういさんに「去勢を早くした方がいいよ!」と進められ麻酔が犬に及ぼす影響が怖いながらも歯の乳歯も残っていたので一気にやってもらおうと思いやってもらいました。
手術は午前に出して午後には引き取りに行きました。術後も元気だったのですが今年に入り1月10日の夜にいきなり痙攣し始めて頭が上に反り返り手足もピンと伸びたまま倒れました。意識もなくキューっと声を漏らしながら失禁。約1分ぐらいでフラフラ立ち上がり元の状態になりました。
それから何もなく数日がたち1週間後の1月17日にまた同じく倒れました。また約1分半ぐらい。
スグに病院に連れていきたかったのですが嫁が虚勢したせいだと言って病院自体に不信感を抱いてしまい連れていきたくないといってます。なので自分なりに色々調べて「てんかん」じゃないかと思っています。正直そこまでお金に余裕もないのでできる限り食事の改善をしようと現在は奮闘中です。
その後も
2月6日、2月12日
3月1日、3月10日
と現在に至ります。この中の2月12日だけが今までと違い意識が戻ると同時に走り出しました。
ここ数日の気になることは散歩中や夜など頻繁に鼻ずまりっぽい音がします(フガフガ。。ブヒブヒ)と。あとは目が見えなくなってきてるのかおもちゃが目の前にあっても躓いて気がつく。壁に頭をぶつける。寝起きの脱力感など。
食欲は全然あるのですが散歩は今までの半分ぐらいで帰りたがります。
食事は朝にバナナ少量。ドックフードに細かくして茹でたマグロ、ブロッコリー、ひじきにゴマ油数滴を煮汁と混ぜてあげて。寝る前にヨーグルトにゴマ、黒糖、きなこを混ぜたのをスプーン1杯弱をあたえてます。少しずつではありますがてんかんの症状が軽くなってきてる気がするのですがやはり病院に連れていった方がいいでしょうか?
嫁は猛反対です。ネットで調べた漢方薬なども今後試そうかと思っていますがどうでしょうか?
最近では自分の方が全く寝れなくてどうにかしたいので是非アドバイス等おねがいいたします!

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 てんかんはもともと持っていた素因あるいは傾向を持った犬が、ほとんどの場合には特発性と言って原因不明で発症いたします。
 しかし、中には特定の条件にさらされて潜在的に持っていたてんかん体質が発現する事がございます。私の長年の経験の中で思い当たる原因としては大きな音・フラッシュなどの光・睡眠不足・精神的ストレス・妊娠出産・過労・喜怒哀楽・旅行・ペットホテル・ワクチンなどがございます。ですので入院や麻酔や手術が原因になる事は否定できません。
 ただ、数日以上前の出来事が原因になるとは思えません。通常はそのストレスの最中や直後です。
 てんかんを放置するとてんかんのたびに脳にごく小さいながら損傷が残るという報告もございます。また、心臓には大きな負担になります。
 食事療法が有効とは思えませんので抗てんかん薬を使う事をお勧めいたします。もちろんネットではてんかんであるとは診断できません。発作の状態を動画に残し、それを見せられる状態にして動物病院に行くと良いでしょう。
 お大事にしてください。

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相談内容:昨日ご相談しました、若年性白内障のことで教えてください。

飼い主からの相談

相談者:熊本県 mihomamaさん
こんばんは。今日紹介された動物病院で診察を受けてきました。29日に目の異常に気づき今日までの経過をお話して、初期症状だと言われました。白目の部分が充血しており、片目瞳孔の検査では反応がない状態でした。また、1か月後に受診なんですが数か月の経過次第では手術もあり得るみたいですがあまり勧めることはできないといわれました。前の病院で処方されたタスチン50㎎の服用。と点眼薬は変わりましたがティアローズとライトクリーンをいただいてきました。若年性白内障のペットを飼っている方のお話の聞くとあまり効果がない薬だと書かれていました・・・。なにかアドバイスいただけたら幸いです・・・・。トイプードルは白内障以外に網膜委縮?!か網膜剥離か?!聞きづらかったんですが・・・併発しているときは失明も覚悟するようにいわれました。少しでも希望がある限りできることをやっていきたいので、お忙しいとは思いますがアドバイスを頂けたらと思っております。どうかよろしくお願いします。

今本 成樹先生(新庄動物病院)からの回答

今本です。
網膜疾患は、網膜の検査をしていく必要があります。
早期の白内障の場合には、血液検査などで、その元となる疾患がないかを確認していく必要があります。(疾患がある場合で、その症状が目に出ることもあります)
あと、遺伝性疾患の場合には、治りません。
遺伝子の情報には、生き物は逆らえません。
目のほうの検査をきちんと受けて診断をしてもらってくださいね。
おだいじに。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、mihomamaさん
ルフィ君の若齢性白内障、ご心配なことと思います。
若齢性白内障は、通常進行性の遺伝性疾患で、その進行を止めることは残念ながら出来ない病気です。
白内障は眼球の水晶体(レンズ)と呼ばれる部分の代謝の異常からくもりを生じ、光が網膜に届きにくくなるため眼が見えにくくなる病気だと思ってもらえればいいのですが、根本的な治療法としては手術により、くもった水晶体を取り除いたり、取り除いた後に人工レンズを埋め込むといった治療方法があります。
また、すぐに手術をしないまでも、若齢性白内障のばあいはアトロピンなどの散瞳剤(瞳孔を開かせる薬)を用いる場合もあります。これは、瞳孔を開かせて、少しでも多くの光を網膜に届かせるといった治療ですので、水晶体のくもりを取るような根本的な治療ではないのですが、初期の場合は、この治療をすることによって生活の助けになります。
アトロピンの点眼はだいたい3,4日に一回程度の点眼からはじめることになります。
また、白内障の手術ですが、若齢性白内障のうちブドウ膜炎を併発するタイプのものは手術には適していないとされていますが、それらの素因がなければ、手術をするという選択も充分ありますので、手術に適しているタイプかそうでないタイプかは、よく診察してもらってください。
今回処方されている点眼薬ですが、涙が多くでているということでしたので、炎症を抑えると言う意味でティアローズの処方をされているのだと思いますが、一方、ライトクリーンは老齢性白内障の際の蛋白変性の抑制作用のある目薬ですので、ルフィ君のような若齢性白内障の場合には効果がないかもしれませんね。
3週間ほど点眼して効果が現われないようでしたら、点眼を中止した方がいいでしょうね。
3週間ほど点眼してみてというのは、ごくまれにですがライトクリーンが効果的なケースがあるためです。ただし、それ以上の点眼は効果がない場合は意味のないことになってしまうので、お勧め出来ません。
最後に若齢での白内障は遺伝的な若齢性白内障以外にも、他の病気の併発症として症状が現われているケースもあります。トイプードルと言うことで、犬種的に若齢性白内障がよく見られる犬種ではありますが、それら他の病気の可能性も考えておかなければなりません。もちろん、病院でそれらの可能性を検討しての診断だと思いますが、もし血液検査などをしていないようでしたら、これらだけでもしてもらえるといいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
(実は先日の質問に回答を送ったつもりでしたが、わたしの手違いでアップされていなかったようです。ごめんなさいね)

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相談内容:白内障と診断されました

飼い主からの相談

相談者:福井県 ショコラママ2006さん
はじめまして。1歳3ヶ月になるトイプードルの女の子ですが3月の終わり頃に右目がショボショボして開けにくそうにしているので獣医さんに行ったところ結膜炎と診断され二週間後に再診してもらったら黒目が白く濁っていて若年性白内障と診断されました。今の所見えにくい感じも無く、普段通りの生活ができているので、しばらく様子を見て手術するかどうかは判断しようと思うのですが・・・
当初から一度出産をさせたいと思っていて先週から二回目の生理がきました。母犬が白内障で、生まれてくる仔犬が白内障になる確率はどれくらいあるのでしょうか?出産は諦めた方が良いのでしょうか?
かなり迷っています。どうか教えてください。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、ショコラママ2006さん
さて、プードルの若年性白内障は遺伝的素因が指摘されていて、犬種にもよりますが、トイプードルの場合は劣性遺伝であると結論付けられています。
ただし、遺伝以外の原因からなる若年性白内障もありますので、その辺の診断は重要になります。つまり遺伝的素因によるものなのか、他の眼の病気の併発性の白内障なのかをきちんと判定しておかないと、制限する必要のない繁殖制限をしてしまうことになるからです。
両目が白内障の犬の場合は、遺伝的素因を大きく考慮しますので、繁殖には用いないようにしますが、片側性の白内障の場合は、正常な方の網膜変性が無いかをよく観察しながら遺伝的素因がないかなどの判定をしていくことになります。
若年性白内障は時間の経過とともに網膜変性が起きてきて見えにくくなる病気でもありますが、普段の生活でも、段差や、溝などで怪我をしないように気をつけてあげておいてくださいね。
また、もし遺伝的素因による若年性白内障であるならば、残念だとは思いますが、出産はあきらめていただいた方がいいと思います。劣性遺伝ですので、全部の子供が白内障になるというわけではありませんが、みんなが白内障の遺伝子を受け継ぐことになります。生まれてくる仔犬だけでなく、その後に続く孫犬達の事も考えると、生まれてくる仔犬における白内障の確率だけの問題では無いと思います。
まずは、今回のショコラちゃんの白内障が遺伝的なものなのかどうか、しっかり調べてもらってくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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相談内容:白内障と歯周病のことで・・・

飼い主からの相談

相談者:佐賀県 ここあママさん
初めまして。今トイプードルを飼っています。未熟児で、股関節脱臼もあるため繁殖に使えないと言うことで処分されるという犬をブリーダーからもらいました。体もとても小さく、家にきた当時は1.5キロでした。1歳ぐらいと言われてもらったのですが、歯石は多くついていて下顎の切歯が1本ありませんでした。1歳なのにそのような状態になることはあるのでしょうか?
それと、つい最近気が付いたのですが、黒目の部分がうすく白くなってきています。光に当てないとわからないぐらいなのですが白内障でしょうか?
年齢に間違いがなければ3歳なのですが・・・。この年齢で白内障になることがあるのでしょうか?
前に結膜炎といわれ、ゲンタロール点眼液をつかってました。
お忙しいとは思いますがお返事のほうよろしくお願いいたします。

飯田 恒義先生(いいだ動物病院)からの回答

歯石の付着具合は、個体差が大きく、若くても重度に付着していることもあります。
どの程度に付着しているか分かりませんが、歯石が起因して歯が脱落するところまで重度になることも、あり得ます。
 黒目のどの部分が白くなっているか分かりませんので、白内障であるかが分かりませんが、若年性の白内障や他の疾患に起因して発症する白内障であれば、3歳で見られることもあります。
 診察を受けられ、適切な治療をお受けください。
  

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相談内容:定期処置・定期検診後の体調不良について

飼い主からの相談

相談者:愛知県 mayuriさん
こんにちは、はじめまして。いても立ってもいられなくご相談させていただきたいと思います。
トイプードル3才です。
3月19日、健康でしたが歯石がついていましたので、2年ぶりに定期検診と定期処置と狂犬病の注射をしていただきました。
心電図、血液検査、レントゲンでは特に悪いところはなかったようですが、歯石のついた歯がぐらぐらしていたので3本抜歯しました。
夕方迎えに行った時、眩しそうに薄目で伏せをしており、
麻酔が残っているのか、力がない様子でした。
まず家に帰って細長い形の軟便をしたので、枕もとにタオルとトイレシートを用意し横で寝ることにしました。
夜中に血混じり粘液血便2回、血混じりぺとっとして広げると皮のようなものを1回しました。
明け方4時頃、気が付くと立っていて呼吸と鼓動がとても速く、
触ると熱があるようで急いで水を飲ませるとしばらくして落ち着きました。
7時頃血便少々しましたし、何も食べず水も飲まずほとんど動きません。
大好きだったヨーグルトにも顔をそむけました。
低血糖が気になってヨーグルトにハチミツを入れ無理やり3さじほどなめさせて病院へ連れて行きました。
抗生剤の注射を1本打っていただき、前日の検査後なので1~2日は安静にという事でとりあえず家に帰りました。
ケージでじっと丸くなって顔を少し上げたり寝たりしていました。
目は相変わらずまぶしそうな眠たそうな半開きで瞬きしていました。
夕方4時頃見るとケージ内で立っていました。
おしっこかと思いケージ外のシーツの上に置き、おしっこ、おしっこといつものように声をかけましたら大量のおしっこをしました。
下半身はずっとプルプル震える感じです。
いつもなら避けるのに大量ということもあるのか足元が濡れたので洗って、
それから持ち上げて明るい窓際でふと顔を見ましたら右目がぱっちり開いているのですが白濁しているのに気がつきました。
慌ててまた病院へ連れて行きましたら目はブドウ膜炎のようでした。
結局元気なく、食べない、飲まないということで入院しました。
現在も相変わらずで点滴他目の治療をしていただいており、
まだ退院のめどは立っていません。
入院する時の熱は39.1度でこの子にとって微熱くらいです。
一瞬麻酔による脳梗塞かと思いましたが、家でケージの入り口に置いてみましたらベットまで3~4歩ですが、それは普通に歩いていたので違いますよね。
不思議と他の場所に置くと立ったままで動きません。
普段からあまり無駄吠えしないのですが、少し気になるのが初めの検査後連れて帰るため抱き上げた時一声叫んだのと、翌日の朝持ち上げた時一声、叫んだことです。
その2回ともワンではなく、ギャンという叫びのようでした。
声を出したのはその2回だけです。
性格的には大人しくナイーブなので検査のショックでしょうか。
何か大病が隠れているんでしょうか。
原因がわからないので大変不安です。
大事な家族なので無事に家に帰ってこれるかとても心配しています。
何かアドバイスがありましたらぜひお願い致します。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、mayuriさん。
ショコちゃんの様子、心配なことと思います。
麻酔処置前の検査等で異常が無かったということで、歯石と狂犬病の注射をされたようですね。
今回の様子を聞かせていただくと、麻酔処置時に低体温のショックか何かを起こした可能性があること、眼の異常は、麻酔時に角膜の乾燥や傷つけたりなどがなかったのか?狂犬病の予防注射を同時に行なったことは適切だったのか?いくつかの要因が考えられます。
ただ、今後の治療はショコちゃんの状態を注意深く観察しながら、進めていかねばなりませんので、ひとまずは現在の獣医師にしっかり任せていただくくらいしかアドバイスのしようがありません。ごめんなさいね。
今後のアドバイスとして、定期的な処置といっても、麻酔を使う歯石処置などと、予防注射を同時に行なうことは、リスクを伴うことであることは頭に入れておいていただき、出来れば同日の処置は避けるようにしていただいた方がいいと思います。たとえば、今回のような症状が出た場合、どちらが原因であるか、はっきりしなくなります。
ショコちゃんの一日も早い回復お祈りいたしております。

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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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