相談内容:僧坊弁閉鎖不全、咳
飼い主からの相談
1年前に少し呼吸数が多く、咳は朝抱っこして下ろすとケホッと1回、出る位で受診し心臓病がわかり投薬(ピモベハート)1日目から様子がおかしくて次の日入院、膵炎がわかりました。
それから呼吸数が40回位とずーと調子がわきるく、1ヶ月後肺水腫らしく、呼吸数50回位、で入院
利尿剤追加、(フロセミド)呼吸数、咳は治まらす
2週間後、また入院、心臓病で薬を飲んでいても悪化はしていく病気といわれた。その後も呼吸おさまらず、悪化、病院かわり、フォルテコールプラスに薬をかえる、またその時、多分膵炎、肺炎、肺水腫となっていたかも?まだどんどん悪化、そこでは利尿剤をやめてといわれた。
悪化し、利尿剤をどうしていいかわからず、また、違う病院へ。
肺水腫もあり、利尿剤や薬をもらい、しりんじで療養食。膵炎もありやっとよくなる
呼吸数25回位に落ちつく。が、、専門医でもなく
これで、、前より良ければ治療もここまでといわれた。もう治療もなく悪化なので
近所の病院へ。薬を調整して減らし(抗生剤など)
咳は少し出ながらも元気も出てきて呼吸も25回位に落ちつく。(12月位から、何度か薬を増やしながら
なんとか普通に元気になってかました。)
が、だんだん咳こみが多くなり
薬もマックス、これ以上はもう、やりようがない。と病院でも言われました。
今の薬は
ネオフィリン1日2回1/4
スピロノラクトン1回半錠
フォルテコール1日1回1錠
ピモハート1日2回3錠
フロセミド1日2回1/4です。
今咳こみが長くなり動くとよく咳こみ
夜中、朝方も咳がひどくなりました。
2〜3分位でおさまりますが、、長い時もあります。
カルボシステイン、試したが効果なし。
咳止めベトルファールは、ぐったりや呼吸が早くなったり。あと何分かで治まるので
夜中ひどいとき、少し使いますがよく効き目はわかりません。
アンチノールも?いま、ハーブを試してますが
咳は治まらず。
もう、いま、病院もこれ以上は手がないので
エコーも診察もない状態です。
咳の悪化はさけられないですか?
咳は心肥大により気管支圧迫と言われてます
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

ご参考になれて幸いです。
もちろん、完全にゼロとは言えませんし、薬の効く効かないは個人差があるので、やってみないとわからないものですが、検討して見る価値はあるでしょう。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

お返事遅くなり申し訳ありません。
今の先生はなかなか治療の変更をしてくれないのてますね。
また違う病院にお願いするしか無いかもしれませんね。
酸素室は呼吸は楽になるかもしれませんが、咳の改善はあまり無いかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
気管虚脱と気管支軟化症は、病態は違えど症状、治療はほぼ似たようなものです。
また、仰る通り、心臓からの咳なのか、呼吸器からの咳なのか、我々もいつも判断に悩みます。
また、薬の変更も、今回のケースは比較的進んだ症例であるので、ゆっくり変更して行くことを推奨します。
その理由としては仰る通り、薬の反応は個体差があるため、薬の変更が必ずしも良い反応に繋がらない可能性もあります。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
なかなか県外まで行くのは大変ですから、できる範囲での治療で十分かと思います。
上記のお薬は、特殊な薬ではありませんので、一般の病院で仕入れることが可能と思われます。
在庫していない場合は取り寄せて頂くしかないと思いますが、病院の事情により難しい場合もあるのかもしれません。
主治医の先生と相談してみましょう。
わたくしとしては、心臓に関しては設備が良い病院で診てもらうのが良いと思います。
検査で心臓が正しく評価できないと、治療も上手く行きませんからね。
必要に応じ、上記の文面を直接お見せして頂いても構いません。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんばんは。
心臓病はとても心配ですよね。
一度肺水腫になっていることから、ステージとしては比較的進んでいる方とお察しします。
ここまで来ると、一度心臓病に力を入れている病院で診察を受けていただくことを推奨します。
が、微力ながら「咳」に対するアプローチを違った観点でアドバイスさせて頂こうかと思います。
確かに、現状大きくなった心臓が小さくなることはなかなか難しいし、大きくなった心臓が気管を圧迫するのは事実です。
が、それと同時に、気管そのものが心臓とは関係なく脆弱化し、いわゆる「気管支軟化症」を伴い咳をしている症例も数多く存在します。
となると、心臓の治療のみならず、呼吸器の治療を強めることで、咳の改善を期待することも可能かと思います。
一度しっかりした設備で心臓のエコー検査、肺のレントゲン検査を行ってからの薬の調節がベストだと思いますが、もしわたくしが調剤するなら、
ネオフィリン→テオドール
フロセミド→ルプラック
ベトルファール→レスプレン
フォルテコール→アムロジピン
というように、薬の種類を変更することで、良い効果を期待すると思います。
が、血液検査などで薬の変更が出来ない理由があるのかもしれませんね。
複雑な内容で申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
相談内容:肺水腫ついて
飼い主からの相談
ご質問お願い致します。16歳半年のトイプードルが2年前に膵炎 先月は粘液嚢腫などの肝臓の数値が悪くなり入院しました。先週の土曜日には朝型 変な咳と苦しそうで救急病院に受診した所 肺水腫 心肥大と言われました。心臓に関しては元々雑音もあり昨年のレントゲンと比べると心臓が大きくなっておりました。肺水腫は、酸素室に入れてもらいそのまま入院。利尿剤で翌日には退院になったのですが酸素室のレンタルはまだやらなくて良いと……もし夜中や、休診の時に苦しそうな時は人間の携帯酸素でも意味はあるのでしょうか?肺水腫なので酸素を与えたところで苦しさは紛れないのか……病院が見つかるまでどのような対応をするのが良いのでしょうか?とても息が苦しそうでその時に出来ることを教えてください。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

肺水腫は予防が重要です。心臓病をしっかりとコントロールして肺水腫を起こさせないようにしましょう。
心臓の薬は今何を投与中でしょうか。
ACE阻害薬・ピモベンダン・ニトログリセリン・利尿薬・ジギタリスなど症状に併せて複数の投薬を継続していくことになると思います。
携帯用の酸素は3分間ほどしか持ちません。応急処置程度です。
お大事にして下さい。
相談内容:軟口蓋腫瘍
飼い主からの相談
軟口蓋の骨の上に腫瘍ができました。
1円玉サイズです。
病院では、良性でも悪性でもないと言われ、困惑しています。
手術で取ることは、可能だがチューブ生活になると言われ困っています。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
軟口蓋の骨の上というのがどこかよくわかりませんが、本人の口をあけて肉眼みえるものということでしょうか。
また良性でも悪性でもないというのもよくわかりません。では何かという話になってしまいます。ただの炎症であれば手術をする必要はありませんが。
チューブ生活になるということからすると、披裂軟骨あたりにできているということになるのかもしれませんが、そうするとさすがに肉眼では容易に確認はできなさそうです。。
チューブ生活になるようなものであれば切除をすることは悩ましいですね。悪性でないのであればそこまでする必要なさそうですが、見た目だけで悪性ではないと判断されてしまったのでしょうか。もし、そうであればその判断は不用意でちょっと危険かもしれません。
チューブ生活にならない程度に切除して病理検査ができないものかとは思ってしまいます。直接診てみないとなんともいえませんが。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:アドレスタンとチラージンは併用できますか?
飼い主からの相談
愛犬がクッシング 症候群、グレーという診断を受け、甲状腺ホルモンも低かったため、今後の治療選択肢としてアドレスタンとチラージンを使うことを提示いただきました。
ただ、ネットで見てみるとクッシング が原因で甲状腺ホルモンが下がることもよくあるようで、まずはクッシング の治療をして改善されるか見るのも一つなのでは、と思ったのですがどうなのでしょうか?
二つの薬剤を併用可能かどうかも、先生はクッシング の経験があまりないらしく「恐らく問題ない」というあいまいな回答をいただき、少々不安です。
ホルモン関係にお詳しい先生いらっしゃいましたら、ご意見お聞かせ願えると大変助かります!!
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
クッシング症候群と甲状腺機能低下症を併発することはしばしばあります。
もちろん、おっしゃられるようにクッシングが原因で甲状腺ホルモンの分泌が抑えられている可能性もあります。
私であれば、どのように治療を優先するべきかは症状によって検討いたします。
例えば
元気がない → 甲状腺の治療を優先するべき
風邪のような症状がある → クッシングの治療を優先するべき
全身的に脱毛がひどい → 両方の治療をするべき
などです。
ホルモンの治療というのは内服をしながら、症状や体重に合わせて投薬量を調整する必要があります。
なので、途中で投薬をやめたりすることもあります。
二つの薬剤を併用しても問題はありません。まず二種類でスタートしてみて、調子をみながら、どちらかをやめたりという判断も良いかと思います。
もちろん、クッシングの治療を先に行ってみるというのも一つの選択肢ではあります。ただ、グレーという診断であれば、どちらかというと甲状腺の治療をするべきなのかもしれませんが。
※なお、クッシング症候群の犬がすべて甲状腺機能低下になるかというと全然そういうことはありません。
どうぞよろしくお願いします。
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相談内容:クッシング で尿素窒素は上がりますか?
飼い主からの相談
クッシング 症候群(副腎皮質機能亢進症)をグレーと診断された子を飼っております。現在、薬は使っていません(検討中です)。
血液検査でBun(尿素窒素)が29.8と高い値でした。しかし、かかりつけ医の先生はクレアチニンが0.65なので腎臓が悪いわけではないだろう。おそらくクッシング が原因なので、治療を開始すれば下がるでしょうおっしゃいます。
しかし、インターネットではクッシング の子が尿素窒素が高いというようなことを書いている記事などを見つけることができず、セカンドオピニオンで質問しようにもすぐにまた病院へ連れて行くのも愛犬のストレスになるのではと考え、こちらで質問させて頂きました。
クッシング と尿素窒素は関係あるのでしょうか?
(ちなみに尿比重は1.10でした)
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

乳び化がつづくというのは良い状態ではありません。血液中に悪玉コレステロールがたまった状態です。血液の流れが悪くなり、血管がつまりやすくなったりします。ヒトでは動脈硬化や脳梗塞の心配をされます。
クッシングが原因であれば治療をするべきなのかもしれません。グレーであれば、また数カ月後に検査してどうかをみる必要があるかもしれません。(グレーということはコルチゾール値の検査をされているかと思います。数値が25を超えると治療をするべきとなります)
※ただクッシングは治療とはいえ、完全に治す病気ではありません。さまざまな症状をできるだけ抑えるという意味の投薬になります。
クッシングでなければ、食事などの関係かもしれません。食事内容を見直して、変えてみたりすると改善することも多々あります。BUNは肉類を食べることで増えやすくなります。
どうぞよろしくお願いします。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
クッシングと尿素窒素には直接の関係はありませんが、血液検査で高値になることは一般的であり、よくあります。
クッシング症候群の罹患犬の血漿では乳び化がよく起こります。血液に脂質が蓄積されて、濁ってしまう現象です。
血液が濁ることで、、
BUN(尿素窒素)、Ca(カルシウム)、TP(総蛋白)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、TCHO(コレステロール)、TG(中性脂肪)などの項目に影響が出ます。
あとは、血液検査の機器にもよります。病院で検査すると高値だけど、外注検査すると正常値になることも考えられます。
おそらくは今回のBUNの数値は問題がないものと考えられます。
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