子猫が噛むのはどんなときなの?

子猫に噛まれると、「こんなに小さいのにどうして!?」と驚くほど痛いですよね。猫の攻撃というと引っかくと思いがちですが、ネコ科の動物は獲物を仕留めるとき、首に噛みついて息の根を止めます。そのスタイルは、猫でもライオンでも共通で、猫の噛む力は飼い主が思っているよりずっと強いのです。

子猫のときだって噛まれたら痛いのに、成猫になって噛み癖がついてしまったら大変。大ケガをしてしまう可能性があり、コミュニケーションを取るのも難しくなるでしょう。子猫が噛むのは本能のようなものですが、だからといって甘やかさず、人間を噛むのはよくないことだとしっかり教える必要があります。

子猫が噛むときは理由があります。子猫の気持ちを見極めて、しっかり対処しましょう。

眠い、けど寝たくない! 寝ぐずりで噛む

猫の睡眠時間は平均14時間とされ、一日の大半を寝て過ごしています。子猫の時期はさらに長く、睡眠時間はなんと20時間。ご飯を食べたら、ちょっと遊んだら、子猫は頻繁に眠くなります。

人間の赤ちゃん同様、猫も小さいうちは寝るのが下手です。眠くて体が熱くなってきたのが不快だったり、まだ遊び足りないのに眠くなってきたりで噛むことがあるようです。子猫の体は普段より熱くなっていて、たしなめてもしつこく噛んでくるようなら寝ぐずりの可能性が高いでしょう。このときは叱っても子猫の頭に入りません。

子猫が寝ぐずりを始めたら、柔らかくて感触のいい毛布やぬいぐるみなどを与えてください。寝場所の好みは猫それぞれで異なりますが、子猫の性格に合わせて安心できるスペースを用意してあげましょう。

歯の生え変わりで歯ぐきがむずむず

猫は生後3週間くらいで乳歯が生え始め、生後6カ月のころには永久歯に生え変わります。このころの子猫は歯ぐきがむずむずして、身近にあるものを手あたり次第噛んでしまうことがあります。飼い主の手や足も、この時期の子猫にとっては歯固めと同じ。生理的な欲求なのでやめさせるのは難しいです。

歯がかゆくて噛んでいるときは、むやみに叱らず子猫に噛んでもいいおもちゃを与えましょう。生えたばかりの歯や口のなかを傷つけないよう、柔らかい素材のおもちゃを選んでください。

生後7カ月を過ぎて、歯の生え変わりが完了すると自然に噛む行為は少なくなります。しかし、歯がかゆいときに飼い主を噛むのを許していると、成猫になってから噛み癖で悩まされることになるかもしれません。

遊びに夢中! つい興奮して噛んじゃった

猫は何かを追いかけたり、捕まえたりといった狩りの延長の遊びが大好き。そうやって遊んでいるうちに、子猫のテンションが上がり過ぎて、つい本気で噛んでしまうことがあります。成猫でも遊んでいるうちに我を忘れて噛んでしまうことがありますが、子猫はさらに興奮しやすく遊びの最中に噛むことが多いでしょう。

あまり長時間遊んでいると興奮しすぎて噛んでしまうので、ある程度のところで切り上げましょう。猫は移り気なうえに疲れやすいので、子猫であっても10分程度も遊べば満足します。
子猫のうちから一人遊びできる環境を整えるのも大切。電動で動くおもちゃやぶらさげるおもちゃなどを使い、噛む対象が人間に限定されないように工夫しましょう。

ストレスMAX! 解消に噛む

頻繁におなかが空くし、まだ遊びたいのに眠くなるし、上りたい場所にはまだ届かないし……。人間の子どもにも「イヤイヤ期」がありますが、子猫も同じようなものです。
多頭飼いなら猫同士のルールがストレスになったり、遊び相手がいないことでストレスを感じたり。子猫だってストレスが溜まります。

ストレスが溜まれば解消のために子猫は暴れますが、そのとき飼い主が近くにいれば噛まれることもあるでしょう。猫の攻撃は引っかく、パンチ、キックと多彩ですが、体をうまく使えない子猫は噛みつくことがメインになります。

じゃれてるつもり! 力加減がわからない

母猫のもとできょうだい猫と一緒に育った猫は、強く噛んだときに母猫に叱られたり、きょうだい猫とケンカになってしまったりして、仲よく安全に遊ぶ力加減を覚えます。
しかし、早くに母猫やきょうだい猫を離れてしまうと、子猫はどれくらい噛んでもいいのか学ぶことができません。子猫はじゃれて遊んでいるつもりでも、飼い主にしてみればとても痛いですね。

この場合、世の中には噛んでいいもの・だめなものがあるということを、母猫やきょうだい猫に代わって飼い主が教えなくてはなりません。

子猫に噛まれたらどうするべき?

子猫に噛まれたら、「痛い!」「ダメ!」と大きな声で驚かせましょう。痛そうな表情を忘れないでください。それを見て、子猫は「いけないことをした」と判断します。一回でやめることはないでしょうが、根気よく繰り返すうちに人間を噛んではいけないと学んでくれますよ。

反射的に噛まれた手を引っ込めてしまいそうになりますが、ぐっと耐えて猫の口の奥に入れるようにすると、ケガをしにくく、猫は苦しくて自然に口を離してくれます。
子猫のしっぽや手足などを口に持っていって、噛ませてみるのもいいでしょう。無理やりになりますが、「噛むと痛い」と自分で学習させます。

罰を与えるのは厳禁です。噛んだことと罰を与えられたことの関連を子猫が理解するのは難しく、子猫が仕返しをして繰り返しになったり、嫌なことをした飼い主を嫌いになってしまう可能性があります。

噛むのは猫の本能なので、完全に噛むのをやめさせるのは難しいもの。猫が噛んでもいいおもちゃを用意しておくのも重要です。猫が噛んだらまず叱り、落ち着いたら噛んでもいいおもちゃを渡しましょう。

まとめ

成猫になるにつれ、だんだん落ち着いて噛まなくなる猫が多いですが、子猫のときの環境によっては噛み癖のある困った猫になってしまうことも。猫はしつけができないと言われますが、毅然とした態度で最低限のことは覚えてもらいましょう。
猫が噛むのは本能に組み込まれた行為です。子猫のころから人間は噛んではいけないことをしっかり教えてください。「何もかも噛んではダメ!」と叱るのではなく、噛んでいいおもちゃを用意してあげるのも重要ですよ。

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