短い足でも運動能力はほかの猫と変わらない

足の短さから「猫界のダックスフンド」とも言われるマンチカンですが、運動能力はほかの猫種と比べてもほとんど変わりません。好奇心旺盛でとかく動きまわりたがるので、運動用にキャットタワーを準備しておくと良いでしょう。

ただし、マンチカンは足が短く体に衝撃を受けやすいので、足腰に負担がかからないものを選ばなければなりません。

マンチカンには低めのキャットタワーがおすすめ

おすすめは高さが低めのキャットタワーです。

マンチカンは足が短いので、高さのあるキャットタワーを与えると飛び降りたときに足を痛めたり、降りられなくなる可能性があります。無理なく昇り降りできるよう低めのものを選んでください。

キャットタワーをかんたんDIY!

キャットタワーを自作する飼い主さんをSNSなどで見かけますが、手間がかかりそうで少しハードルが高いですよね。ですが、マンチカンなら高さを必要としないため、比較的かんたんに作ることができます。

ダンボール箱をいくつか用意して段差をつけて置くと、子猫でも遊べる低いキャットタワーになります。

キャットタワーを作る際には次のポイントを最低限押さえ、安全性をしっかり考慮してつくりましょう。

■猫が乗った時につぶれないよう、強度のあるダンボール箱を用意する
■キャットタワーの転倒防止用に重りをつける

成長とともに猫のジャンプ力も上がるので、はじめは手づくりのキャットタワーを使い、その間に猫に合った市販のキャットタワーを探してみるのもいいかもしれませんね。

ダイエット中の運動に、キャットタワーはNG

活発なマンチカンの運動欲求を満たすためにキャットタワーはぴったりですが、使用を避けたほうが良い場合もあります。

それは「肥満」の場合です。
ただでさえ短足で足腰に負担がかかりやすいマンチカン。肥満になると、足により重い負荷がかかることになります。そんな状態でキャットタワーで遊んでしまっては、ケガをするリスクも高まるというもの。

肥満体型になったら、適度な運動と食事管理を組み合わせてダイエットしてくださいね。

また、体に衰えが出る老猫期も無理に運動させないでください。猫のペースに合わせて遊ばせましょう。

まとめ

小型のマンチカンですが、非常に活発で運動能力はほかの猫と変わりません。運動欲求を満たすためにキャットタワーを設置すれば、きっと喜んで遊んでくれることでしょう。

ただし、短足ゆえジャンプすると足腰に負担がかかるので、低めのキャットタワーを選びましょう。安全性に配慮して、安定感のあるものを選んでみてくださいね。
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