【マンチカンにおやつをあげるなら】量やタイミングについてポイントをまとめました

猫にとって、おやつは必須の食べものではありません。おやつはしつけのご褒美やコミュニケーションに活用できますが、与え過ぎは肥満の原因となり、健康を損なうリスクがあります。
特にマンチカンは食欲旺盛で太りやすい性質があるので、カロリー過多にならないよう気を付けなければなりません。

また、おやつは一般的なキャットフードよりも濃い味付けで、食いつきがいいように作られているのが特徴。そのため、おやつの味に慣れると、おやつばかり欲しがって、フードを食べなくなることがあります。「かわいいからつい」と、マンチカンにねだられるままにおやつを与えるのはやめましょう。

おやつを与える場合は、少量にとどめるのがポイント。そして、おやつの分だけフードの量を減らして、カロリーコントロールをすることが重要です。

マンチカンにおやつをあげるタイミングとしては、マンチカンが良いことをしたときや、嫌なことを頑張って終えたときなどがおすすめです。
トイレトレーニングが上手くできたり、長時間の留守番ができたりしたときなどに、「すごいね！」と褒めながらおやつをあげましょう。マンチカンとのコミュニケーションにもつながりますね。

おやつは、食事のように時間を決める必要はありませんが、何度も与えるのは厳禁。1日1～2回を限度にして、それ以外はマンチカンがほしがってもあげないでください。

巷ではたくさんの猫用おやつが販売されていますが、「市販のものは着色料や保存料が気になる」という飼い主も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、おやつを手作りするということ。
添加物を気にしなくていいですし、飼い主の愛情をたっぷりと込めることができます。

マンチカンも喜ぶシンプルで簡単なおやつは、鶏のささ身をボイルしたもの。沸騰したお湯にささ身を入れて、適度に火を通します。ゆであがったらささ身を取り出して、冷ましたら完成です。

手作りで安心だからと言っても、やはり与え過ぎはよくありません。細かく割いて、少しだけあげましょう。

マンチカンに限らずすべての猫に言えることですが、猫はおやつの量を自分でセーブすることがありません。おいしいものであれば、いくらでも食べてしまいます。ですから、おやつの量は飼い主がきちんとセーブすることが大切です。

肥満は、骨関節炎や椎間板ヘルニア、糖尿病などの原因になります。マンチカンの健康を考えるのであれば、おやつをむやみにあげるのはやめましょう。

マンチカンにとっておやつは必須ではないため、与え過ぎはよくありません。特に、マンチカンは食欲旺盛で太りやすい性質を持っているので、飼い主がきちんとおやつの量をセーブすることが大切です。

しつけのご褒美やコミュニケーションの手段としておやつを上手に活用して、マンチカンとの楽しい生活を送りましょう。