メインクーンは多頭飼い向きの猫?

メインクーンには「穏やかな巨人」という愛称があり、その名の通り温厚な性格の持ち主です。フレンドリーで協調性があるため、多頭飼いに向いている猫と言えるでしょう。メインクーン同士はもちろん、ほかの種類の猫とも仲良くできます。中には、犬と一緒に暮らしているメインクーンもいるとのことです。

多頭飼いには相性が大切です!

メインクーンを多頭飼いする場合は、できるだけ年齢が近い猫を選ぶのがおすすめです。年齢に開きがあると、お互いがストレスを感じることがあるからです。多頭飼いをするなら、子猫と子猫、成猫と成猫(子猫も可)がベスト。子猫と老猫を一緒に飼うのは、避けるのが無難です。

また、同じ性別同士の組み合わせは、ケンカになりやすい傾向があります。避妊や去勢手術が済んでいる異性猫同士だと、相性がいいでしょう。ただし、相性には個体差があり、同性同士でも上手くいくことがあります。

そのほか、似たような性格の猫同士であれば、猫種が違っても多頭飼いが上手くいくことが多いです。メインクーンと相性がいいのは、ノルウェージャンフォレストキャットマンチカンなどの長毛種と言われています。

新しい猫を迎えるときのポイント

温厚でフレンドリーなメインクーンですが、成猫になるとそれぞれの個性が確立し、自分のテリトリーを乱されたくないという思いが強くなる場合があります。そのため、多頭飼いを考えるのであれば、できるだけ早い時期がいいでしょう。

また、先住猫がメインクーン以外の場合、メインクーンの体の大きさに先住猫が警戒してしまうことがあります。2匹目以降の猫としてメインクーンを迎えるときは、メインクーンの体が小さいうちに引き合わせておくことをおすすめします。

先住猫と新入り猫は少しずつ慣れさせましょう

新入りの猫を迎えて、すぐに先住猫と対面させるのはNG。お互いに警戒をしてケンカに発展することがあります。段階を踏んで、少しづつ慣れさせるようにしましょう。

最初はケージに入れて対面を

友好的で協調性のあるメインクーンでも、初対面の猫には警戒心を持つもの。新しく迎えた猫は、ケージに入れたままメインクーンがいる部屋とは別の部屋に置き、まずは気配だけを感じさせて様子を見るのがいいでしょう。

落ち着いているようであれば、新入り猫をメインクーンと同じ部屋に移動します。このときも、まだケージに入れたままにしてください。慣れてきたら、ケージを開け放して直接対面させましょう。新入りの猫を無理矢理ケージの外に出すのではなく、自分から外に出るのを見守っていてください。

仲が良くなるまでには時間がかかる

先住猫と新入り猫が仲良くなるためには、時間が必要です。なかなか打ち解けないからと、新入り猫と先住猫を無理に遊ばせたり、無理に近づけたりしてはいけません。多頭飼いの失敗につながります。猫同士が仲良くなるまで、静かに見守りましょう。

まとめ

メインクーンは、穏やかでフレンドリーな性格をしているため、多頭飼いに向いている猫です。新しい猫を迎えたい場合は、現在飼っている愛猫の年齢や性格をよく考えてから決めましょう。

友好的なメインクーンでも、新入りの猫には警戒心を抱くものです。新しい猫を迎えたら、無理に慣れさせようとせず、猫同士が打ち解けるまで静かに様子を見守りましょう。
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