祖先がオオカミの犬は肉食動物じゃないの?

犬の祖先であるオオカミは肉食動物です。そのため、オオカミから進化した犬も肉食動物だとされています。もとは肉ばかり食べていた犬ですが、人間と暮らすようになって植物性の食べものも摂取するようになりました。

現在は犬にはドッグフード以外はあげないほうがいいというのが定説ですが、ひと昔前までは人間の食べ残しを適当に食べさせていましたよね。長い人間との暮らしで、犬は植物や穀物もある程度消化できるように発達したのです。

発達の歴史から、犬は「肉食にかなり近い雑食動物」ということになります。あまりにたくさんの植物や穀物を食べると消化不良を起こすことがありますが、少量なら栄養摂取に効果的。野菜は消化が遅いため腹持ちがよく、ダイエット中の犬や食いしん坊の犬にもぴったりです。

食事の20%程度までなら、犬の食事に野菜を加えるのは問題ないとされています。では、どんな犬に食べさせてううのはどんな野菜でしょう。

犬におすすめの野菜はどんなものがある?

栄養が摂取できるといっても、犬は肉食に近い雑食動物なので、野菜なら何でも食べられるわけではありません。中毒を起こすような食べると危険な野菜から、食べ続けると健康に悪影響をもたらすものまでさまざま。もちろん健康に効果的な野菜もたくさんあります。
では、どんな野菜をあげたらいいのでしょうか。犬におすすめの野菜をご紹介します。

・キャベツ
整腸作用があり、食感がいいためかキャベツを好む犬は多いです。生だと消化不良を起こしたり吐いたりすることがあるので、あげるときはさっとゆでて刻んでください。量は5g程度までです。ただし、甲状腺疾患がある犬は避けましょう。

・サツマイモ
犬は甘みを感じられるため、甘いさつまいもは第人気。抵抗力を高めるビタミンが豊富で、トッピングにもおやつにもおすすめです。ただし、食物繊維が多いので、食べ過ぎはかえって便秘や下痢の原因になります。火を通して覚ましたものを10g程度までにしましょう。

・ニンジン
抗酸化作用にあるニンジンも犬が食べられる野菜のひとつ。生のまま皮をむいて、スティック状に切ってあげると歯茎の健康に役立ちます。βカロテンの吸収が高まるので、栄養を考えるなら熱を加えるといいですね。適正量は10g程度までです。

・ジャガイモ
熱を加えてもビタミンの損失が少ないジャガイモも犬に適した野菜です。皮をむいてしっかり芽を取り除き、ゆでて20gを目安に与えましょう。糖質が多くエネルギー源に適していますが、摂り過ぎは肥満のもとなので注意を。

・キュウリ
ほぼ水分なのであまり栄養はないですが、96%が水分なので水分が補給できます。夏のおやつにいかがでしょう。あげるときは外側をしっかり洗い、生のまま20g程度まで。あげすぎは体を冷やすので丸ごと1本かじらせることはしないでください。また、カリウムが含まれているので腎臓や心臓に持病がある犬は食べられません。

・トマト
ニンジン同様に抗酸化作用があり、水分も豊富なため、犬にあげる野菜として適しています。甘みがあるところも喜ばれるでしょう。あげるときは必ずヘタと種を取り、適正量はミニトマト1個程度です。味付けをしていないなら、加熱したものも大丈夫です。

・ダイコン
ほとんどが水分ながら、食物繊維とさまざまな消化酵素が補給できるダイコンは、食感もよく犬が喜ぶ野菜です。あげるときは20g程度を皮をむいてゆでます。消化酵素の働きを期待する場合は、皮をむいてから生のまますりおろすか細かく切ってください。


※適正量は体重5kg程度の犬を想定。犬の体重によって増減を

犬にあげてはいけない野菜・気をつけたい野菜

・ネギ類
赤血球を破壊し、溶血性貧血を起こさせる可能性のあるネギ類は絶対に食べさせてはいけません。タマネギ・ネギ・ワケギ・ニンニク・ラッキョウ・ニラ・アサツキ・エシャロットなどがネギの仲間です。犬の食事に誤って入らないように気をつけてください。

・アクの強い野菜
アクの強い野菜は長期間食べ続けると尿路結石などのリスクが上昇します。ゴボウやナス、山菜などは食物繊維も犬には多すぎるので食べさせないようにしましょう。ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜やジャガイモなどのイモ類もアクは強めですが、たっぷりのお湯でゆで、しっかり水にさらしてアク抜きすれば大丈夫です。

・アルカロイド系
野菜には「アルカロイド」という毒素が含まれているものがあります。ナス科の植物に多く、ナス・ピーマン・トマト・ジャガイモなどです。犬が食べると中毒を起こすことがありますが、大量でなければさほど問題ありません。アレルギー体質の犬や飼い主が気になる場合は避けましょう。


中毒を起こす物質が含まれていることが多いので、基本的に犬に野菜をあげるときは皮をむき、種や芯、茎はあげないほうが無難です。食べさせ過ぎは腸内で発行してガスがたまる原因になるため量は少しずつ。犬は硬い食感を好む傾向があるので生で食べるほうが好きですが、できるだけ加熱してからあげるようにしてください。

また、犬は食べものを丸飲みするため、野菜を与えるときはなるべく小さくしましょう。大きいまま飲み込むと消化不良を起こしたり喉に詰まってしまうことがあります。

まとめ

犬は肉食に近い雑食で、あまり大量の野菜は食べられません。しかし、少量なら栄養補給に野菜は効果的で、趣向を変える意味でもフードに野菜をトッピングするのはいいですね。
愛犬が好まないものを無理に食べさせる必要はありませんが、うまく利用すれば野菜は甘いものを好む犬に安心なおやつになるでしょう。

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