ドッグフードの種類とチワワ向けフード

ドッグフードは大きく分けて「総合栄養食」「間食」「その他の目的食」に分けられます。
総合栄養食を与えていれば、犬が必要とする栄養素は十分です。

多くの総合栄養食が「ドライタイプ」。安価で栄養バランスもよく、長く保存でき、量やカロリーを計算しやすい定番フードですね。固い粒をかみ砕くことで、アゴの強化や歯石の除去にも役立つと言われています。

ほかに水分含量が多めのセミモイストタイプ、缶詰やレトルトなど水分含量が多いウェットタイプもあります。

チワワの食いつきがいいのはウェットタイプですが、開封すると保存できず、1食当たりの単価が高いというデメリットも。栄養バランスも偏ってしまいます。

ドライタイプの総合栄養食を普段食べるフードにして、ウェットタイプのフードは食いつきが悪いときや特別なときだけ併用するようにしましょう。

なお、成長段階ごとに子犬用・成犬用・中老犬用といったフードがあり、アレルギーや病気に対応した療養食もあります。愛犬の年齢や特徴に合わせて選びたいですね。

年齢別・チワワの食事の与え方と量

ドッグフードは、パッケージに1日に与える目安量が書かれています。

表示はたいてい「体重1kg当たりXX g」となっていますから、愛犬の体重を測定して1日に与える量を計算してください。

成長に従って量を増やし、フードの内容や与え方を変えますが、ポイントは次のような点です。

・引き取ったばかりのときは、それまで食べていたフードを同じように与える
・離乳期:1日4食(朝・昼・夕方・寝る前)
・離乳期後:1日3食(徐々に柔らかいフードを減らし、固いフードをそのまま食べられるように練習する)
・生後8か月~:成犬用のフードに変え、1日2食にする。(切り替えは10日前後かけてゆっくり)
・8歳以上:中・老犬用フードに変え、性格や健康状態に合わせて1~数回に分けて与える
・おやつやご褒美で与える分のカロリーも計算し、1日の総カロリー量が目安をオーバーしないように注意する

チワワは人気犬種だけあって、「チワワ向けドッグフード」が充実しています。
牛肉・豚肉・鶏肉・鮭など、原料もさまざま。アレルギー対策フードもあります。

どれを与えるかは愛犬の好みやアレルギーの有無を参考にしましょう。フードは頻繁に変えられないので、慎重に選びたいですね。

ご褒美やトッピングに! 上手に使いたいチワワのおやつ

栄養学的に言えばおやつは不要。カロリーや特定の栄養素が偏ってしまうので与えないことが理想です。

それでもトレーニングのご褒美や食欲が低下したときのトッピングなどには便利。クッキーやジャーキー、ガムなど、ひとくちにおやつと言っても種類はさまざまですが、カロリーや含まれる栄養成分に注意しながら利用しましょう。
欲しがるままに与えると脂質や炭水化物がオーバーし、肥満の原因になります。

1日に与える量を決め、食事と合わせて計画的に与えるようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたか? 食べることが大好きなチワワ。小さな体の割に食いしん坊な子が多いといわれています。
そのため愛犬の健康管理には、飼い主さんのコントロールは欠かせません。
年齢にあった適量の食事を与えることで、愛犬を元気に、長生きさせてあげてくださいね。
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 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

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