マンチカンが多頭飼いに向いている理由とは

社交的で穏やかな性格のマンチカン。遊ぶことも大好きなため、多頭飼いを成功させることができると、飼い主さんが構ってあげられないときも猫同士でコミュニケーションを取ってくれるというメリットもあります。また、気性が激しい猫の場合はケンカになってしまう可能性も高いですが、よほどのことがない限り暴れたり苛立ったりしないというのもマンチカンの特徴のひとつ。

ただしマンチカンが先住猫の場合は、比較的どのような猫も受け入れることが可能ですが、マンチカンを後から飼い始める場合は先住猫の気性や性質を重視することが大切です。いくらマンチカンが友好的でも、先住猫が攻撃的では多頭飼いはうまくいきません。今回は先住猫がマンチカン、もしくは2匹ともマンチカンであるという前提で話を進めていきます。

マンチカンの多頭飼いを成功させるために

多頭飼いに向いているマンチカンですが、どのような飼い方をしてもOKというわけではありません。何より大切なことは遊び、食事など内容を問わず、まず先住猫を優先させるということ。多頭飼いがうまくいかない原因の多くは、先住猫が自分のテリトリーが侵されてしまうと考えてしまうため。

飼い主さんはどうしても新しい猫がうまく馴染んでくれるだろうかという心配に目が行きがちですが、まずは先住猫の気持ちを思いやることをお忘れなく。

多頭飼いのポイント1 まずは別室へ

多頭飼いを行う場合、いきなり同じ部屋に連れて行くのは控えましょう。ワンルームマンションなど、他に部屋がない場合は仕方ありませんが、基本は後から飼う猫は別室へ。違う部屋だとしても、マンチカンを含め一般的な猫は自分と違う猫がいる空気を敏感に察知します。

猫が気にする素振りを見せても、飼い主さんは反応することなく普段どおりに接しましょう。このワンクッションに意味があるの?と思われるかもしれませんが、これも大事なポイントです。

多頭飼いのポイント2 ケージ内でご対面

数日~1週間、気配だけを感じさせたら次は後から連れてきた猫をケージに入れたまま、先住猫とご対面させましょう。人懐っこく社交的なマンチカンとはいえ、初めて見る猫に対しては威嚇することが多いですが、それが普通と考えることが大切。

時間が経つにつれ、相手はケージの中に入っているから大丈夫だと認識してくれます。最初の段階から2匹が友好的な様子を見せた場合はケージから出しても良いですが、まずは様子見から始めましょう。

多頭飼いのポイント3 対面した後も優先順位は先住猫

ケージ越しに2匹が穏やかに過ごすようになったら、ケージから出して直接対面させましょう。もしも先住猫が怯えてしまうような場合は、もう一回ポイント2に戻ってください。間違ってもどうして仲良くできないのかと先住猫を怒ったりすることのないように。2匹が仲良く過ごしているときには、しっかり褒めることも効果的です。

また、マンチカンは賢く繊細な猫です。理不尽なことで怒られると深く傷付いてしまうことも。「後から来た猫と仲良くしてくれてありがとう」の気持ちをしっかり伝え、先住猫である立場を守る姿勢を見せることで、多頭飼いが成功する確率がグッと上がると言えるでしょう。
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