相談内容:老犬の呼吸等について
飼い主からの相談
もうすぐ17歳になる老犬です。
12歳で僧帽弁閉鎖不全症からの肺水腫になり、投薬治療をしてきましたが、昨年6月、12月と2回目3回目の肺水腫、昨年は度重なる眼振と次々と体調を崩しながらも、ご飯を食べ散歩をして通常の生活を送ってきました。
今年2月頃から食欲低下、4月中旬に急性腎不全になり持って1週間と言われました。
そこから、食べられるものがなくなり、人間が食べるもので食べたがるものを食べるだけ与えながら、心臓の投薬もできず2ヶ月近く経過しました。
寝たきりになりましたが、意識はしっかりしていて、お水や豆乳でのばしたチーズ蒸しケーキやパウンドケーキ、りんごのすりおろし、鶏肉などを1日数回に分けて少しずつ食べています。
固形物はほぼ飲み込めず、食べた後はグッタリしています。
強制給餌やお薬の投薬ももうしておりません(お薬が入っているとわかると受け付けないため)
ここのところ横になっていると大きな呼吸をしています。胸やお腹が大きく膨らんでハッと一気に吐くような呼吸で、早くはありません。
喉を伸ばして上を向くような姿勢も取ったりします。
酸素室のレンタルもしていて、苦しそうな時にはマスクを口の近くに置いています。
オシッコも1日1回くらい、間隔も18時間くらい開いています。
かかりつけ医の先生には、もうできることは利尿剤や吐き気止め、痛み止めなどの注射だけしかないと言われています。
この状態でどこまで頑張れるのか、今どんな状態なのか、何かできることはありますでしょうか?
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

ご連絡ありがとうございました。
少しでも参考になりましたでしょうか。
お手数ですが、以下より評価をいただけますとうれしく思います。
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
どこまで頑張れるかということですが、
状況的には、もしかしたら数日かもしれませんし、数週間かもしれません。さすがに1年以上というのは厳しいような気がします。
こればかりは、なんとなくという印象なのですが、おそらく、長くはないと想定はされます。
持病はあるが、老衰という感じかもしれません。呼吸がゆっくりになったり、不安定になったり、老衰の子の特徴かもしれません。
できることは、寄り添ってあげること、食事を与えること、排泄の管理をしてあげることなど、基本的なことだけかと思います。治療というのも限界がきている状況なのかもしれません。
何より、肺水腫を経験した子は半年~1年程度しか生きることができないとも言います。その中で、17歳を迎えているというのは、とてつもない生命力だと思います。よく頑張ってくれています。本当に飼い主孝行というか、素敵な子だなと思います。
それでも、どうしても、いつかは終わる命です。あと、できることと言えば、長く一緒にいてくれて、楽しい時間をともにできたことの感謝を伝えていただくことだと思います。できたら、耳が聞こえるうちに伝えてもらえると、喜んでもらえると思います。
もちろん、注射などをしていくことも大切なことです。それに合わせて
、「ありがとう」の気持ちを伝えてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
相談内容:透明な大量の尿と水の多飲について
飼い主からの相談
お世話になっております。質問させていただきます。
15日の21時頃、かなりの量の透明な尿が排泄されました。散歩から帰宅して夕飯をあげたあとのことでした。
いつも夕飯のあとは散歩の後ということもあり、水をかなり飲むので透明な尿をすることもあったのですが、今回に関しては何度も水を飲んでは排泄するを繰り返していたので驚いてしまいました。
しまいにはトイレが終わったあとも歩きながら尿を漏らしてしまっており、心配です。
そろそろ10歳になるということもあるのか、最近力が入った時に尿が少し出てしまうことがあったのですがここまでダラダラと歩きながら出たのは初めてでした。
その後は1時間~1時間半おきに尿を大量に排泄しており、排泄したあとは水を飲むことを繰り返しています。日付が変わり16日の2時頃、眠たくなったのか就寝しようやく落ち着きました。
元々小さい頃から膀胱炎にかかりやすく、よく通院していたため膀胱炎かなとも思ったのですが水を飲んでは排泄するを繰り返しているため症状が少し違うと思い気になっています。7月に受けた半日ドッグ検査では全く異常がなく、尿検査も行いましたがpH6.0、比重1.020でした。
過去にストラバイトが尿中から検出されていましたがここ数年は特に何も言われていません(年に1度以上はは必ず尿検査を行っています)。
考えられる疾患としては腎臓病やクッシング症候群などではあると考えているのですが、7月の血液検査で腎臓の値は全く問題がなかったため慢性的なものではないと考えています。急性腎不全の場合は嘔吐などもあるとインターネットで見たのですが、症状が当てはまらないためこれも違うのではと考えております。
その日1日だけ多飲多尿になることはあるのでしょうか?
また、歩きながらおしっこが出てしまう原因はどのようなものが考えられるのでしょうか?
ご教授頂けますと幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
尿比重は上昇しておりしましたか。
であれば、7月の低下していた尿比重の方が検査誤差なのかもしれませんね。
一概に大丈夫とは言い切れないかもしれませんが、良い兆候だと思います。
甲状腺機能低下症も多飲多尿の鑑別のひとつと記憶しております。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
細かく観察、検査をしていて、とても素晴らしいですね。
さて、多飲多尿についてですが、今回のケースだと少し複雑かもしれません。
一日だけ多飲多尿、というのはそんなに多くはありません。
が、精神的なストレスのようなもので一過性に起こることは考えられます。
ですが、7月の健康診断で異常はなかったとのことですが、尿比重1.020は異常です。
何か、多飲多尿になる疾患が隠れていると思ってもらっていいのではないでしょうか?
特に、一般血液検査で測られない、腎臓病の早期マーカーSDMAや、甲状腺機能低下症としての甲状腺ホルモンは測定されていますでしょうか?
歩きながら排尿するのは、尿量が多く出し切れていないことも想定されます。
が、年齢的に筋肉の問題もあるかもしれませんね。
進展がない回答で申し訳ございませんが、ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
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相談内容:愛犬の死因について
飼い主からの相談
九月二十三日に十一歳五ヶ月の愛犬(26キロ・肥満)が亡くなりました。
21日の朝もいつも以上に餌も食べていて昼までは元気で餌も食べて水も飲んでいましたが、夜から体調が悪く(呼吸が浅く荒い、足に力が入らず立てない)餌も水も口にせずで翌日の22日の朝方に嘔吐・下痢もあり、朝イチで動物病院へ連れて行き、炎症反応を示す数値が高く発熱しており、点滴をしないといけない事、翌日が祝日であった為 入院させておいた方がいいでしょうとの事で入院になりました。
状態が良ければ金曜日(24日)には退院できますよと言われていて・・・
だから「また明日 来るからね」と言ったのに入院した翌日の23日の朝 息が止まったと連絡があり、亡くなってしまいました。
入院した日の午後にも嘔吐、下痢があったとの事でした。
担当して下さった先生もはっきりした原因は分からないけど、どこかに出来ていた血栓が剥がれて飛んだのではとの事でした。
田舎に住んでおり、夜間も診療している動物病院まで車で2時間以上かかるのですが、動物病院に連れて行っていたら助かっていたのでしょうか?
血栓が原因であったなら担当して下さった先生にも予測出来なかったと思いますし、入院させずに連れて帰っていたとしても亡くなっていたのでしょうか?
他に考えられる死因はありますか?
それとも亡くなった愛犬の寿命だったのでしょうか?
亡くなった愛犬は春頃から目も悪くなり、後ろ脚も少し弱り始めていました。
クッシングがグレーゾーンでした。
フェラリア・ノミダニの薬等も毎月 貰いに動物病院に行っており、体調が悪くなった21日の午前中にも薬を貰いに病院に連れて行ってましたが、いつも通りでした。
夜から餌も水も飲めていませんでしたので夜中はずっと私が水を少量ずつ飲ませていましたが、脱水症状もあった様です。
部屋はエアコンを入れていました。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

そのように評価していただき、このボランティアを行っている甲斐がございます。
最後に一つだけ忠告いたします。
中には「さにわ」や「アニマルコミュニケーター」と名乗り、亡くなったペットの声が聞こえると言う方がコンタクトを取ってくることがございます。
しかし、亡くなったペットにとって最愛は飼主です。飼主を差し置いて、そのような他人様にあなたの愛犬が話しかけるのでしょうか?必要があれば飼主の心に呼びかけるのではないでしょうか。先ずは夢の中に遊びに来るのではないでしょうか。
コミュニケーターの霊能力を全否定するわけではございませんが、気を付けて下さい。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

少し時間をおいて飼主の方の文章を再度読ませていただきました。
だからきっとこのワンちゃんはあなたを飼主として選んだのですね。
と、私は確信いたしました。
これからは亡くなったワンちゃんと一心同体ですね。あなたの胸の中で愛犬は生き続けます。
時が解決するまで、苦しいでしょうが無理に涙を止めずにゆっくりと過ごして下さい。
本当に悲しいときには楽しい音楽よりも悲しい音楽の方が心を癒やしますよ。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

避妊手術の一泊二日以外はずっと一緒に居られたのですね。幸せなワンちゃんだったのですね。
獣医師らしくない、一愛犬家として話を致します。
長期患いをしたくなかったのかもしれませんね。特に大型犬は最後に踏ん張らずに、すっと死を受入れる傾向にある気が致します。
2ヶ月で立ち直れる方は少ないと思います。何しろ自分より後から生まれた家族が先に亡くなったのですから。
私はこれをペットロスと表現することに違和感を感じます。しっかりと受け止めて悲しむだけ悲しみましょう。
ご遺骨に毎日話しかけて良いのです。きっと少しずつ楽しい思い出に浸れる日が訪れます。
これから先、季節が変わるごとに取り出した衣類や季節の催し物に付着した彼女の被毛を見つけて、宝物に出会うことになります。
生きているときにはただの毛埃だった物が、亡くなった後は宝物になります。抜け毛の宝物は一緒に生きてきた証です。
この宝物は愛犬からの「ありがとう」の伝言です。この絆は死によって別たれることはありません。
私も長年使った車を手放すときに掃除をして沢山我がペットの毛を見つけて涙が止まらなくなり、中古車を引き取りに来た業者をびっくりさせたことがございます。(業者は車を手放すことに泣いていると思ったようですが)。
頑張らなくて良いのです。亡きワンちゃんの霊位とともにゆっくりと前に進んでいきましょう。
亡くなるとともに真っ先にお家に飛んできた愛犬の霊位は心配しながら飼主のことを見守っている事でしょう。
立ち直ることを急がないで良いのです。いつか微笑みながら愛犬の写真に一日の報告が出来る日が来ます。
ずっと一緒だった愛犬ですから、これからもずっと応援してくれることでしょう。
井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

情報が少ないため申し訳ございませんが原因は推定できません。
ただ、一般的にこの様な急性の転帰をとる場合に考えられるのは、急性膵炎・心不全・脳梗塞などの血栓症・脾腫の破裂・播種性血管内凝固(DIC)・胃捻転・肺水腫などです。
26㎏ですと大型犬に分類されますので、最近のワンちゃん達が長寿になったとは言え天寿を全うした年齢と考えられます。
経験的に、小型犬になるほど急性に進む病気の進行は遅く、大型犬では尽急性に悪化していく傾向がございます。
誠にお気の毒ですが、早期治療開始が別の結果を招いたかどうかは我々には判りません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
相談内容:尿毒症?皮下点滴の期間について
飼い主からの相談
もともと腎数値は高め、クッシング(最後に測った数値は低めだけど範囲内)フィラリア陽性(心臓肺動脈に寄生はなく少数寄生でした)です。
その週は食欲がなくなって3日目のことでした
新しく気管虚脱のためのテオドールを飲んだあとに
興奮が凄く夜中もドタバタしてました。
パンティングもひどくご飯は全く食べませんでした。
副作用だと思います。
いつもと違うのは分かりました。
次の日、起きたら肩で息していました。
顔も振戦みたいに縦に少し揺れていました。
寝れてはいたので肺水腫では無いとは思いましたが
すぐ病院に行ったら
Bun187 cre2.4 crp1.2
カルシウム14 リン8.5 カリウム7
クロール101 グルコース94
で尿毒症疑いで日中静脈点滴入院。
帰宅してからも肩で息をしてましたが元気はまあまああり
ご飯も少し食べました
次の日はbun135 cre1.7 crp1.5 カルシウム13あとは正常
その次の日は
Bun57.9 cre0.7 crp1.3 カルシウム12
下がったので次の日から皮下点滴に。
その2日後 bun43 cre1.3 crp0.7 その他正常
でした。ここから皮下点滴がだんだん伸びていき、
今では4日に1回になりました。
ご飯も食べてます。水は点滴した日はあまり飲みません
診断は尿毒症か急性腎不全か医原性アジソンということでアドレスタン休止中。
先生の言いぶり的にまだ皮下点滴の期間は伸びそうです。
色々ブログなど調べていると皮下点滴はだいたいみなさん
2日に1回や毎日やられてる方がおおいので
不安になり…
皮下点滴はこんなに期間が伸びるものなのでしょうか。
どうかご教授頂けたらな、と思います。
長くなりましたが宜しくお願い致します🙇♀️
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
フィラリアの可能性はあるかもしれません。
寄生数は少数だったとはいえ、数が増えることはあまりありませんが、フィラリアの成虫は移動する可能性があるのと、大きく長くなることがあります。特に肺動脈弁への寄生は命にかかわってきます。過去に寄生していなかったとしても虫体が移動することはあるのです。
確かに17歳というとかなりの高齢なので、駆虫は悩むところなのかもしれませんね。駆虫がうまくいかないケースもなくはないので。
とはいえ、陽性が一度でも出ると対策はしておいた方がよかったような気もします。
内服の変更により状態が改善されるとよいのですが、、、
ペットの予防シーズンということもあり、動画の投稿が最近なかなかできていないのが悔しいところです。本当に個人的な意見を述べるだけのつまらない動画が多いのですが、ご視聴いただけるとうれしく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

連絡ありがとうございます。
また、評価もありがとうございます。
貧血というと、あとフィラリアも気にはなるところです。
駆虫はされていないのでしょうか。
おそらく腎臓による貧血ではないような気がしますが、経過が分からないのでなんとも言い難いところです。
(腎性貧血は多くの場合、慢性経過をたどります。何カ月もかけて徐々に進行するイメージです。)
医原性アジソンで貧血、、、、たしかにあるかもしれませんが、どうなのでしょうか。そこは難しいところですね。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
皮下点滴を毎日のように行っている場合のほとんどは慢性腎臓病かと思います。
今回のケースではBUNが下がっていき、CREが正常値ということで、慢性腎臓病には当たらなさそうです。
とはいえ、循環不全に陥っていたのは間違いなさそうなので、急性腎不全や医原性アジソンを疑われるのは真っ当な考えです。
結論を申し上げますと、期間が伸びても問題ありません。本人の体調が悪くなければ、なおのことです。
ゆくゆくは月に1回程度になるかもしれませんが、それでも構わないといえる状況に思えます。
状況的には医原性アジソンと考えればすんなり受け入れることができそうです。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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相談内容:急性腎不全
飼い主からの相談
11月1日頃からご飯を全く受付けなくなり、翌日に獣医さんを受診したところ、初めは胃炎と診断されました。
症状が良くならないため、2日後に再度受診したところBUN129.8とCRE4.44とIP11.7という結果がでて、腎不全と診断されました。すぐに皮下点滴と栄養剤やステロイドの注射を毎日する治療がはじまりました。
4日目あたりから、今まで吸収されていた水分が吸収されず、腹部がとても硬くなっているように感じます。獣医さんに見てもらっても、点滴の量は半分に減らされ、お腹の張りは点滴の残りと浮腫とのことでしたがインターネット等で調べてみると浮腫があれば壊死の可能性につながるため、点滴はすぐにやめるべきなどが書いてあり不安になりました。お腹の張りの原因は、浮腫以外の場合もあるのでしょうか。
数値はBUN以外は正常値になりましたが、明日も点滴で受診予定です。断るべきでしょうか。9日の月曜日にエコーで見ていただくと、右側の腎臓がかなり腫れているみたいです。
よろしくお願いします。
栗尾雄三先生(konomi動物病院)からの回答

獣医師の栗尾と申します。
インターネットにはいろいろなことが書かれています。正しいこともあり、間違えたことも多々あります。
時には獣医師個人の意見よりも正確なことが書いてあることもあるので、今回はあくまで私個人の意見を記述します。
まず、排尿はしっかりありますでしょうか?
BUN以外は正常になったとのことなので、おそらくは排尿はできているでしょう。
それであれば点滴を続けていただいて基本的には問題ありません。
獣医師の判断で点滴量を下げたり、必要な処置はとられるはずです。
BUNが高値である以上は、点滴をする価値があります。断ることはないかと思います。
まれに栄養剤などで皮下が固くなることもあります。
腎臓が悪くなったのは結石などによるものでしょうか?
結石があったのであれば、なおさら点滴は必要かもしれません。
一方で細菌感染などによる腎盂腎炎であれば、抗菌薬の投与への切り替えも考慮が必要です。
右側の腎臓が腫れているということと、雄犬であることを考えると結石の可能性が高そうです。
結石であれば、やはり点滴の治療は続けるべきかと思います。
状況により、点滴量は加減されると思いますが、今はお腹の張りや浮腫よりも腎臓を保護する方が優先となります。
幸い、数値が下がっているとのことなので、治療方針に間違いはないはずです。
とりあえずは安心して受診していただくようお願いいたします。
どうぞよろしくお願いします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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ペット保険について

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