【犬の病気】てんかんが疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

てんかんが疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:腎臓病について

飼い主からの相談

相談者:京都府 mocoさん
腎臓病について、よろしくお願いします。
17歳ミニチュアダックスが4月に腎臓病と診断され、現在テルミサルタン錠を1/4飲んでます。
定期的に飲んでる薬は去年2回膵炎になったことから予防のためにガスモチンと、認知症のため、トラゾドンを飲んでます。
腎臓病についての説明や、これから辿るであろう症状などはお聞きしています。
家族としては、今後積極的な治療はせずに自然に任せようと思っていますが、痛い苦しいことは取り除いてあげたいとは思っています。
家族の考えは主治医の先生に話しています。
ですが、前回お薬を処方してもらった時に次回は血液検査と尿検査をしますと言われました。
そこでお聞きしたいのは
①積極的治療をした場合としなかった場合、愛犬の最期を辿る過程で辛さ痛さに違いはありますか?
②家族の考えを伝えているのにも関わらず、検査をする意味は何だと思われますか?
お薬をもらいに行った時、他の患畜さんの治療をされていてお聞きできませんでした。
よろしくお願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

点滴は尿毒症成分の上昇を抑える目的になります。
延命希望の場合には週に補液を行います。これにより同時に脱水の補正もできます。
尿毒症は苦痛ですのでそれが訪れる時期を遅くするということですので、和らげるとともに延命になります。
この二つの目的を明確に分けて治療をすることはとても難しいものです。
進行スピードは個々に異なります。毎月検査する子もいれば3か月に一回の子もいますし、飼い主の希望で診断に必要な時だけで以降は一切検査をしないケースもあります。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
積極的な治療をした場合としない場合では平均寿命に大きな差ができますが、たどる症状の変遷に大きな違いはないと思われます。最終的には対症療法が効かなくなり、食欲廃絶・嘔吐・痙攣や昏睡がおきてきます。見ていて辛い場合には安楽死を考えるケースもございます。ただ、検査結果を拝見しますとまだそれを考える時期ではございません。
動物は言葉を話せませんので、人間よりも検査に頼らざるを得ない部分が多いものです。
積極的な治療はしないにしても、悪心がある・実際に吐かずとも吐き気がある・尿毒症が悪化してそろそろ痙攣が起きそうである・・・など、検査結果によって対症療法の準備を考え始めます。
嘔吐やてんかん様痙攣を含めて受け入れて自然に任せるわけではないはずですから、結果によって症状の発現を止められるものは止めたいものです。
検査はした方がよいと思います。ただその頻度はお任せではなく、よく話し合って必要最低限にとどめるのはありだと思います。
お大事にしてください。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:からだの痙攣?ぴくぴくについて

飼い主からの相談

相談者:神奈川県 ちいなさん
よろしくお願いします。
ここ3か月前くらいからですが、起きてるときに体がビクッビクッ、と動きます。本人もどうしていいか分からないような感じで動こうとします。
てんかんのようなのたうちまわったり意識がないとかはないのですが、だっこしてるときもビクッビクッとなります。
特にこの夏の暑い日、ずっとエアコンの室内にいましたが、少し散歩がてら涼しい場所や日陰ですが少し歩いたあとはぁはぁと息したときに、体がビクッ、ビクッとなりました。
昨日も散歩して落ち着いたときとかに症状が出たり、車の中でだっこしてるとビクッビクッとなりました。体に少し負荷がかかるとなる感じはします。
安静にして伏せした状態だとなる回数も少ないようですが、たまになります。
食欲はあり、水も飲みます。
病院に、相談したところ、そのビクッというのは別の診察時に先生が気づき、先生これです、といって、脳の伝達の、なんとかといってまして、
のたうちまわったり意識がないとかあったらすぐ連れてきてくださいと言われました。
特に検査はされませんでした。
参考に今現在、前足関節の痛みがありますがなんとか歩けてます。
また、肝臓数値が高かったので数年ウルソを1日一粒飲んでいます。
アンチノールも1日一粒あげています。
体重は8キロほどです。
からだのびくつきが、本人もいやみたいで、
私も見ていて何とかしてあげたいですが、
どうして良いか分かりません。
悪くならないうちに何とかしてあげたいのですがどうしたら良いでしょうか。
よろしくお願いします。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院))からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
プレビコックスは非ステロイドの消炎鎮痛剤ですね。また、その副作用としての胃腸障害を予防するために、サイトテックを使用しています。
ある意味これも痛みに対する治療ですが、比較的弱めの治療です。
例えば頸部の椎間板ヘルニアであれば、また違ったお薬を使用すると思われます。
また、脳の疾患に対する検査は、概ねMRIになります。
椎間板ヘルニアの検査もMRIとなりますので、推奨される検査ですが、基本全身麻酔で高額な費用がかかります。
検査なくして治療を行うことも可能ですが、その際はステロイド剤や、もし本当に部分発作であれば発作を止める薬を使用します。
いかんせん今回は文章のみのご相談なので、上記の方針は正しくないかもしれません。
まずは血液検査やレントゲン検査など、基礎的な検査を積み重ねて診断を進めていくことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院))からの回答

こんにちは。
高齢ですし心配ですね。
現状、治療はされていないという認識で宜しいでしょうか?
このビクッという症状から、文字だけですが想像されるのは、痛み、もしくは脳の疾患(かかりつけの先生が言う脳の伝達)になります。
具体的に言うと、痛みであれば頸部の椎間板ヘルニア、脳の疾患だと脳炎や脳腫瘍による部分発作が考えられます。
前肢の関節炎もあるとのことでしたが、そちらの症状は落ち着いてますでしょうか?
頸部の椎間板ヘルニアだと前肢に何か症状が見られる事もあります。
本人もつらいでしょうから、その辺を含めて検査を進めてみてはいかがでしょうか?
追加のご質問があれぼご相談下さい。
ご参考になれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:突然の呼吸困難について

飼い主からの相談

相談者:宮城県 エンドウ豆さん
現在10ヶ月のフレブル、ブリンドル男の子です。
体重は6.8キロ、小柄です。
3ヶ月でペットショップから迎え入れましたが
吐出の繰り返しでかかりつけ受診、食道肥大の症状があり、胃にガスが溜まりやすく、肺炎を併発したりと色々あり短頭種気道症候群と診断はされています。
その後は隔週通院、現在は2週間に一度の通院です。
7ヶ月頃より突然呼吸困難になり意識を失い窒息状態におちいります。失禁しながら倒れます。
その度に横腹を叩き、口を開け、舌を引っ張ったりしてなんとか回復しています。
この8月は3度そのような事がありました。
たまたま受診日だった日には少し興奮していたような感じだったけれど、受診後車に乗せようと抱いたところ呼吸ができなくなり窒息してしまい急いで処置してもらいましたが、回復までに2時間くらいかかりました。
咳や喉に何か引っかかっているような感じで吐きたいのに吐けず、それが詰まったような時にこの症状になります。
手てさわると顎下が分厚いような気がします。
てんかんではなさそうです。
生後4ヶ月頃より、ガスモチン、ネオフィリン、プレドニゾロン
ビオフェルミンを処方、1日2回飲んでいます。
突然起こる事(在宅の時)が幸いしていますが
、もし不在時に起こってしまうと助けようがなくとても心配です。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院))からの回答

こんばんわ。
生後間もないのに、重たい症状でさぞかしご心配かと思います。
さて、短頭種気道症候群とのことですが、ワンちゃんを拝見していないので確実な事は言えないことをご了承頂けたら幸いです。
今回は「失神」というキーワードについて少しアドバイスさせて頂きたいと思います。
失神というのは、てんかんのような「発作」とは異なり、脳に血液や酸素が行き渡らなくて生じます。
すなわち、今回の失神は、短頭種気道症候群で酸素の取り込みが悪く、失神していると考えられます。
お伺いするに現状は内服薬での対処をされているようですが、ここまでくると外科的な処置が必要なのではないでしょうか?
特に、外鼻孔狭窄や軟口蓋過長症、喉頭虚脱などがそれに該当すると思います。
一度、呼吸器を専門的に見ている施設に早めに紹介して頂くことを推奨します。
時間が経てば経つほど悪化すると、セミナーで勉強した記憶があります。
ご参考になれば幸いです。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:口の横のできものと、痙攣の因果関係

飼い主からの相談

相談者:静岡県 あいるさん
回答お願いします、本当に助けてください
約1週間程前から1日に1回は痙攣するようになりました。
少ない時は1回ですが、多い時は3回も起きます。何かの病気なんじゃないかとすごく不安です。
今までも数回起きたことがあるのですが、比較的夏に起きることが多く1度病院を受診し、診ていただいたところ熱中症とのことでした。
秋、冬になり涼しくなってくると痙攣することはほぼありませんでしたが、今回この季節であるにも関わらず毎日痙攣が続いているので心配になり相談させていただきました。
わたくし自身は、夏の暑い時期より水分を摂る量が減少したのでそのせいかなと思っているのですが、いかがでしょうか…
なぜ病院に行っていないのかというと、自分はまだ子供でなにもしてあげられることがないんです。
親は仕事で忙しくてなかなか行けなくて、、
私が一人でも行こうと思ったのですが愛犬の詳細?が載ってる紙がなくて。
そもそも説明ができるかどうか…お医者さんに的確に伝えることが出来ないかもしれません。
私はなにをしたら、どうしたらいいですか…
回答よろしくお願い致します。

平片 修先生(アイラ動物病院)からの回答

はじめまして アイラ動物病院 平片と申します。
口唇部の出来物と痙攣の関連性はないと、私は考えます。
痙攣がどのようなモノなのか記述が無いためわかりませんが…
You Tubeで「てんかん発作」で検索してみてください。
全身性の痙攣発作が一日一回~複数回あるようであれば、大脳の異常を考えた方が良いかと思います。
また、繰り返す頻度が多くなるほど発作の頻度も上がる可能性があります。
熱中症でも痙攣発作はおこしますが、それ以外の日にも起こしているのであれば 一度MRIでの精査を考えた方が良かもしれません。
今できること
・痙攣の動画を撮影して保存
・その動画が動画サイトの「てんかん発作」と同様に見えるか確認
・てんかん発作であれば、発作発生時に 名前を呼んだり 揺すったり等の刺激はしないでください
 動画撮影をして発作の持続時間を把握してください。
 発作後にぼーっとする様子があるかどうか 確認してください。
・以上の資料を保存して 両親と相談して、動画を見せながら獣医師の診断を仰いでください。
ただ、MRI等の精査は一般の動物病院ではできず、二次診療施設で比較的高額な検査となります。
また、原因がわかったとしても治療できるかどうかは別問題となります。
ご家庭の事情により精査ができないかもしれません。
それでも、ちゃんと上記の情報を確保する事で ある程度の判断ができます。
今できることをやった上で、獣医師に相談して頂ければ ある程度獣医師側で原因となる病気の候補を絞り込む事ができると思います。
あいるさんができる範囲で、この子の為に頑張ってみてください。
快方に向かうことを願います。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る

相談内容:初めてです

飼い主からの相談

相談者:福島県 RISAさん
ついさっきなのですが背中の真ん中辺りに皮膚が膿んで毛が無い所を見つけました。他にも膿が固まってた後のようなものが何ヶ所か見つかりました。原因は何でしょうか?
3週間前くらいにてんかんのような症状が出てかかりつけに見てもらい発作を抑える薬を服用中です。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今の時期「高温多湿」に多いのですが、膿皮症かもしれません。
膿皮症には表在性や深在性がございますが、一般的にはブドウ球菌の感染で起こります。
アレルギー体質の子が炎症を起こしてバリア機能が落ちているところに感染を起こしたり、真菌症に二次感染を起こしたり、ひっかき傷やバリカン負けから感染を起こしたり、外部寄生虫の吸血跡からだったり・・・原因は色々です。
プレドニゾロンなどステロイドの内服が原因の場合もございますが、必要不可欠で投与中の場合には安易に自己判断で休薬しないで下さい。
お大事にして下さい。

だいじょうぶ?マイペットで相談の回答の詳細を見る
だいじょうぶ?マイペットで
犬のてんかんに関する獣医師さんへの相談内容をもっと見る
 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?

ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。

ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。

実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

※みんなのペット保険に移動します

この記事に関連するキーワード

関連する記事

おすすめ特集

おすすめ特集をもっと見る

おすすめブリーダー特集

みんなのペットライフでは子犬・子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。

人気記事ランキング(犬)

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
もっと見る

ミテミテ 写真・動画特集

「ミテミテ」はペットの写真投稿や悩み相談ができるコミュニケーションサービスです。

里親募集情報特集

事情があり飼えなくなってしまったペットや飼い主がいないペットの里親募集情報を掲載しています。

てくてく ペット施設特集

「てくてく」はペット施設情報口コミサイトです。

グループサイトのご案内

健康で楽しいペットライフをお手伝い
犬・猫・小動物などのペット里親情報サイト
てくてく ペット施設情報検索・口コミサイト
みんなのどうぶつ病気大百科
犬との暮らし大百科