【犬の病気】喉頭麻痺が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容

喉頭麻痺が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:えずく行為についてお伺いします

飼い主からの相談

相談者:東京都 まっちゃんさん
14歳になるラブラドールです。
最近、えずく行為が多くなり、クリニックで見ていただきましたが
その時の血液検査でT4の数値が0.53でした。
えずく行為についてお伺いしたところ甲状腺機能低下症と関係があるかもしれないということでチラージンを服用することになりました。
服用を始めて4~5日間立ったところでえずく行為が少し収まりました。
このまま様子を見ましょうということでした。T4の数値は2.9まで上がりましたがえずく行為がおさまりません。
様子を見ている間に椎間板ヘルニアになってしまい安静にしているようにとのことで散歩にもいけずストレスがたまり吐いてしまいました。
9時に食事をして吐いたのが16時過ぎで消化をされてなかったようです。
エサはカリカリを食べさせてますが老犬の為、ふやかして食べさせています。そのことを主治医に話したところ胃薬(ガスターとプロナミド)を
1週間、処方されて服用しました。
3~4日立ったところでえずく行為が収まりよくなったのかなと思っていたところ、またえずく行為が始まり、今朝吐いてしまいました。
餌を水で溶かしたような茶色いもので固形物はありませんでした。
その後に唾液が泡立ったものがえずく行為の後に吐きました。
どこが悪いのでしょうか。年齢的にも考えられるのは咽頭炎とか何かですか?
前のクリニックではネプライザー?で吸引をさせていましたが効果がありませんでした。

浅川雅清先生(フリーランス獣医師(ペット家族動物病院成城店))からの回答

こんにちは。
ラブラドールちゃんにしては長生きですね。
とても心配ですね。
確かに、検査上は甲状腺機能低下症のように思えてしまいます。
しかし、嘔吐は様々な病気からおきる症状であり、また年齢的にも様々な鑑別疾患が挙げられるため、詳細な検査をしておいたほうがいいと思います。
T4以外の検査はされておりますでしょうか?
特に、大型犬は腫瘍が多いので、画像検査までしっかり行う必要があると思われます。
また、甲状腺機能機能低下症には、喉頭麻痺を伴うことがあります。
その場合は、呼吸音の異常や声が変わるなどの症状が見られます。
ご参考になれば幸いです。

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相談内容:クッシング による喉頭麻痺

飼い主からの相談

相談者:北海道 JACKさん
お世話になっております。
クッシング 症候群の愛犬が喉頭麻痺の診断を受けたのですが、担当の先生はクッシング が原因で喉頭麻痺(筋力が落ちることによる)があるということで、現在クッシング の投薬半月ほどですが、もう少し投薬を続ければ治るだろうとおっしゃいます。
ですが、副腎皮質機能亢進症 と喉頭麻痺の関連性に関する記載がネット上ではなかなか見つからないため、そのようなケースが実際にあるのか気になりました。
実際に上記のような症例はあるのでしょうか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

ネット上でなぜ見つからなかったかは不明ですが、クッシングで呼吸に関わる筋肉が萎縮していくのは一般的症状の一つです。これにより咽喉頭麻痺が起こる可能性がございます。
ただ、クッシングは副腎皮質ホルモンの過剰分泌で起こる一連の病態ですので、症状は多岐にわたります。
発症した年齢や原因によっても経過は異なってきます。
お大事にして下さい。

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相談内容:寝ているときの呼吸について

飼い主からの相談

相談者:和歌山県 みーこひめさん
こんにちは。
我が家の愛犬(シーズー12歳)は、1年ほど前から、寝ている時に鼻のとおりが悪くなったようなヒューヒューという音をさせながら呼吸したり、
最近では呼吸が止まることがあるようで、急に起きてハッハッハっと口で呼吸をすることが増えました。
病院で相談したところ、「軟膏蓋過長症でしょうけど、短頭種の宿命だから、太らせないように気をつけてこのまま様子を見るしかない」と言われました。
ちなみに体重は6.6キロで、散歩も1日2回行くようにしています。
あまり口呼吸を続けると、心肥大になることもあると聞いたので、少しでも改善してあげたいのですが、このまま様子を見るしかないのでしょうか?
何かできることがあれば何でもしてあげたいと思いますので、アドバイスをよろしくお願いします。

山下 拡(かく)先生(かく動物病院)からの回答

はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
軟口蓋過長症と診断されているということですが、呼吸が苦しそうなのであればかわいそうですね。
軟口蓋過長症は物理的に軟口蓋が長いことが原因になりますので、なんとかする方法としては手術で長くなった軟口蓋を切り取ることが必要となります。
年齢的に12歳とすこし高齢になりますので、麻酔のリスクが心配ですので手術を希望されるのであれば、かかりつけの先生とよく相談したほうがいいかもしれません。
また気管虚脱や、喉頭虚脱、喉頭麻痺などの他の病気もしっかり除外する必要があるでしょう。
お大事になさってください。

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相談内容:喉頭麻痺、永久気管について

飼い主からの相談

相談者:東京都 アシュパパさん
こんにちは、今後の治療と、「永久気管のケア」についてアドバイスを頂きたく質問をさせて頂きました。
3週間の入院と経過も含めて書きますと長くなってしまうのですが、
日付順に記述させて頂きたくお願い申し上げます。
チワワ3才8カ月です。
2010年12月7日に、重度の呼吸困難で倒れました。
2010年5月、8月にも、同じ呼吸困難になったのですが、
30分くらいで息が元通りとなっていましたが、今回、一晩中、
呼吸が苦しい状態で、翌日、病院に連れていきました。
<発作の内容>
開口呼吸、逆せつ呼吸、舌がチアノーゼで、30分くらいで呼吸困難
から回復し、平常の息となります。
12月8日に、病院に連れていってレントゲン、血液検査、心電図、
超音波検査の結果、心臓、内臓、気管に異常は無く、CRP=14
と高い数値、及び肺周辺が白く、「肺炎」と診断されました。
12月11日(土)には、かなり改善したので迎えに来て自宅療養で
大丈夫と聞き迎えに行ったのですが、興奮した途端、舌がチアノーゼ、
開口呼吸、逆せつ呼吸となり、そのまま酸素室に逆戻りしました。
その後、12(日)の夕方に迎えに行ったのですが、やはり前日と
同じ発作のような状況となり、前日は30分くらいで治まったという
ことで、そのまま自宅に連れて帰ったのですが、自宅でも、おしっこ
をしたり、ご飯を食べた後、30秒後に、呼吸が急激に荒くなり、
舌がチアノーゼになり、激しい開口呼吸で、喉からヒーヒーという
頑張って空気を吸う音がする状態です。(吐くのは大丈夫)
14(火)に、再検査のため連れていったところ、今度は肋骨が
疲労骨折で3本折れていると判明し、呼吸発作の原因は肋骨骨折
ではないか?ということで、15(水)に折れた肋骨の中に、金属
ピン(7mm)をそれぞれ入れる手術をしました。
しかし、呼吸発作は繰り返し、19(日)、21(火)に、1本ずつ
金属ピンが折れてしまったという報告がありました。
その間、2.6kgあった体重は、1.9kgに減りました。
22(水)~25(土)まで、再度、連続レントゲン写真や、甲状腺
異常からの不整脈を原因とした呼吸発作を疑った長時間の心電図など
を撮ったのですが、やはり、気管虚脱も、肺や心臓の異常が発見され
ませんでした。
それでも、興奮したりしなければ、呼吸発作は出ない状態です。
また、1日1回の治療、トイレシートの交換などで興奮した時に
呼吸発作が起きるそうで、発作から回復する時間も、酸素室に
入れていると、10分くらいで回復すると聞いていました。
でも、興奮すると発作が起きる原因が不明で、肋骨も1本しかピン
が残ってない状態なので、このままでは、呼吸が荒くなる度に、
フレイルチェストを起こしてるので、肋骨が外部ギブスで固定する
再手術を提示されました。
しかし、発作が繰り返す場合、外部から糸で肋骨を縫いつけた場合、
激しく肋骨が動くことで、「痛み」が発生し、それが原因で、さらに
発作が繰り返し、衰弱が止まらないと考え、呼吸器専門の動物病院
への転院を検討し始めした。
自分で撮った動画を専門病院にメールで送ってもらった結果、
28(火)に、検査と治療が可能という返答を頂き、30(木)に
1時間半の移動をして転院をしました。
30(木)の段階で、体重は1.7kgに落ち、肋骨の手術のため、
背中の半分の毛が無くなり、何もしてなくも息苦しい状態となって
いました。(12~13に、家に一時帰宅した時は、発作が起きる
以外の時は、穏やかに6-7時間寝ていたのですが…)
__________________
↓ここからが実際の質問となります。
__________________
■咽頭麻痺の診断と、永久気管の提示
麻酔+内視鏡の結果、「咽頭麻痺」と診断されました。
実際の写真を見せて頂き、健常な犬と比べ、両側の「ひれつ軟膏」が
中央でぴったりくっついて、上下にしか「隙間」がなく、これが
呼吸が苦しい原因だと、目で見てもわかりました。
緊急手術で、気管パイプ(6mm)を喉に入れて気道確保をしました。
12/30手術で、1日、2日と経ち、2日に様子を見に行くと、
体重は1.7kgなので、ヨタヨタしてますが、元気に歩き、自分で
トイレシートの上でおしっこもしてました。
また、ご飯も、自分から食べる状態でした。
今後の治療方針としては、いったん体力が回復するのを持ち、
「永久気管」を進められています。
気管虚脱までいってはいないけど、ひれつ軟骨が腫れて、中央で
くっついている状態なので、これを両側に引っ張る手術もあるけど
大型犬の場合で、小型のチワワでやるにはリスクがあるとのこと。
0.1%の可能性かも知れないのですが、気管パイプにより、喉を
使わない期間があることで腫れが引き、せめて、以前の状態に戻れ
ないのでしょうか?という質問をしています。
仕事として、インターネットのベンチャー企業を起業しているため、
どうしても毎晩自宅に帰るのが夜24時過ぎとなっておりまして、
永久気管のケアが十分にできない可能性があるためです。
朝夕のネプライザー、そして、1日1日の「穴」のアルコール消毒
は、「ご飯のついで」だと考え出来ると思います。
会社の出張の場合は、永久気管のケアができる動物病院に預けること
もできると思います。
ただ、「湿度を常に50%」が難しい条件だと考えています。
通常の加湿器では、途中で水が足りなくなる可能性もあると思います。
でも、乾いた空気だと、肺に細菌が増え、感染症+肺炎ということに
なってしまうと聞き、「湿度50%」が重要であると理解しています。
_______________________________
■質問1
どうか、喉頭麻痺の「ひれつ軟骨」を広げる手術はできないでしょうか?
■質問2
「永久気管」となった場合、若い犬の症例は少ないと思いますが、
何年くらい生きられるのでしょうか?
(気管は丈夫で、肺も心臓も全く異常なしです)
■質問3
永久気管を開けても、筋肉が穴を閉じようとする動きがあり、再手術
も必要になってくると聞きました。
老犬の場合、語弊がありますが、穴がふさがる前に天寿を全うすると
思いますが、まだ3才8カ月なので、これから10年、生き続けると
考えた場合、再手術をしなくても大丈夫でしょうか?
________________________________
大変長い説明となりまして申し訳ありません。
あのまま原因が不明であれば、衰弱して死んでしまったと考えますと、
今の状態でも、「一命を取り留めた」と思っています。
各動物病院に先生には、大変良くして頂いてます。
ただ、現実的に、永久気管のケアが難しい職業であるため、なんとか、
手術できないものか?と考えております。
また、永久気管の手術をしても、娘のようにかわいがってきたチワワ
なので、20才くらいまで生きて欲しいと願っています。
永久気管をしても、長く生きた子の「世話の仕方」などのヒントなど
を教えて頂ければ…と切に願っております。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、アシュパパさん
永久気管というのは、永久気管孔(もしくは永久気管瘻)のことだと思いますが、呼吸器を専門にされている病院での診断で、披裂(ひれつ) 軟骨切除などの喉頭部の処置よりも永久気管孔形成術を勧められたということであれば、アッシュちゃんのケースでは披裂軟骨の整形術がかなり難易度も高く、予後が悪いことが判断されたのだと思います。ご質問にあるように披裂軟骨の側方固定術などもあるのですが、たしかに甲状軟骨甲状翼に十分な強度も期待できない小型のチワワ犬種ではリスクばかりが高くなります。
心配されている50%の湿度ですが、乾燥状態も心配ですが、逆に暑い時期の多湿も心配になりますね。
単純な加湿器では過剰な加湿も心配です。
ただ、部屋で過ごす子の場合は、ダイキンなどから出ている空気清浄機(クリアフォース)に除湿と加湿の両方の機能を備えたものがあり、それにより50%の湿度を保つことは容易ですので、お勧めします。
エアコンなどのように工事も必要なく、インジケーターで部屋のだいたいの湿度もわかりますので、もし手術に踏み切られるなら検討してみてください。
わたしも若齢犬での永久気管孔の経験はありませんが、永久気管孔を形成してすでに6年普通に生活している子(現在13歳)もいますので、再手術が必要だとしても、是非手術をして楽な呼吸を確保してあげてもらえればと思います。
また、再手術も塞がったり狭くなった穴を再度広げる手術ですので、最初の手術ほどはストレスもかからないと思われます。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

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相談内容:甲状腺機能低下症と貧血について

飼い主からの相談

相談者:東京都 popoさん
こんにちは。以前にも2度ほど質問させて頂いたことがありますが、
現在12歳のゴールデンのオスです。去年の9月に呼吸困難の発作を
起こし、近くの大学病院で診察していただいた結果、甲状腺機能低下症
からくる咽喉頭麻痺の疑いと診断されました。但しこれは、麻酔をかけて
実際に喉の状態を確認できたわけでなく(そのときの本人の状態から
麻酔をかけて検査するのは非常に危険と判断されたため)、あくまでも
その可能性ありということで、とりあえずチラージンS100の服用を
始め、現在に至っております。当初は一日13錠でしたが、現在は12錠服用しています。(ちなみに体重は30キロくらい)
しかしながら、服用から7ヶ月程たった今も、去年の9月に起きた程の
発作は一度もなかったにしろ、何度か発作を起こし最近では少しずつ
悪化しているような状態です。(今朝も酷い発作を起こし、非常に危なかった)そのような具合なので、チラーヂンSの服用そのものが多少疑問なのですが、これまでのかかりつけのお医者さんと最近新たにお世話になり始めたお医者さんには「これを飲んでいるからとりあえずここまでの状態でなんとかキープできているのでは?」と言われ、その可能性も否定できないので薬は服用し続けている状態です。
それと平行して、ここ1週間くらいの間で急に元気がなくなり、ぐったりして歩行するのはおろか立ち上がるのがやっとという状態になってしまって時がありました。ただ最初にそれが起こった時、翌日の午後には回復して一旦いつものように元気になったので安心してたのですが(呼吸困難をたびたび起こすのにも関わらず、それ以外のときは食欲もあって非常に元気だった)、また3、4日して同じような状態に陥ったこともあり、急遽血液検査をしてもらったところヘマトクリット値が21と非常に深刻な貧血状態であると言われてしまいました。ただ、高齢でなんらかの原因で赤血球の生成がきちんとなされていないか、もしくは血液検査では発見できないような部位に腫瘍等ができていてそこから出血しているかというような可能性があるといわれたのですが(血液検査の他の項目は特に異常がみられなかった)、何分、呼吸困難の問題を抱えているため、病院へ連れて行くと興奮の余り呼吸困難に陥る可能性が非常に高いため、病院での更なる精密検査は受けれない状態です。
とりあえず、家庭で今できることといったら、レバーなど鉄分の多い食品を与えるなどしかないといわれ、そのようにするつもりなのですが、
そこでいくつか質問なのですが、貧血を起こしている原因として、
例えば甲状腺機能低下症の薬の副作用とか逆に服用量が足りないとか
(甲状腺の血液検査も去年の12月以降できない状態。その時はちょうど
よい数値だった)いう可能性はありますか?またほかにどのような可能性が
考えられますか?(甲状腺の血液検査については例え受けれなくても、
それ程大幅に数値が変わることはあまりないと言われ、とりあえず今回は
通常の血液検査のみしかおこなわなかった。)
あと、これは人間の場合ですが、チラーヂンSは鉄分と一緒に服用すると
鉄分と結合して薬剤の吸収を阻害するのでチラーヂンと鉄は一緒に服用しないと書いてあったのですが、やはりレバーなどの食事や鉄分のサプリメント等を与えるときは薬と一緒でないほうがいいのでしょうか?それから鉄が薬剤の吸収を阻害するとしたら、鉄自体の吸収はどうなのでしょう?(それも問題になるとしたらそこから貧血がおきているのでは?と考える理由です)
以上、ご回答宜しくお願い致します。

是松 壮一郎先生(アイ動物病院)からの回答

こんにちは、popoさん
さて、甲状腺ホルモン剤の作用についてですが、確かにチラージンを始めとする甲状腺ホルモン剤は腸管の中で鉄剤と結合し、難溶性の複合体を形成するため、同時の投与は避けなければなりません。当然、甲状腺ホルモン剤だけではなく、鉄剤の吸収も同じように阻害されたまま排泄されるため、薬剤の投与量に見合った作用は期待出来なくなってしまいます。そのため鉄剤と、甲状腺ホルモン剤の両方の投与が必要な場合は時間を4~6時間以上空けての投与が望ましいとされます。
甲状腺機能低下による喉頭麻痺は成犬ではまれな病気ですし、同時に原因不明の貧血を起こしているということでご心配だと思いますが、またなにか疑問があれば、こちらの質問コーナーも活用して病気と闘ってくださいね。
Abelくんの発作が一日も早く落ち着いてくれるようにお祈りしております。
どうぞお大事になさってください

北森 隆士先生(北森ペット病院)からの回答

甲状腺機能機能低下症による貧血は、成書にあるように、犬では珍しいことではありませんよ。よくあります。
一般的には、甲状腺ホルモンが低下することによって、
ある種の造血ホルモン産生が低下し、貧血になると
理解されています。
ちなみに犬の甲状腺機能低下症は、
脱毛、貧血、除脈、低体温、高コレステロール血症を
しばしば併発します。
>呼吸困難の発作を
とのことですが、発作の原因は、別に考えられないか、
精査が必要ですね。
一般の方がみて痙攣・発作という表現になる疾患は、心臓関係、脳内疾患、肝臓疾患などの内臓の問題に大別されます。
このうち心臓は、犬にはヒトのような狭心症はないので、フィラリア予防をちゃんとされているのであれば、不整脈やいわゆる慢性心不全状態によるものが発作の一般的な原因になるでしょう。
不整脈は、発作発生時にしか出ない場合もあるので、正確な診断には24時間ホルター心電図検査が必要になります。慢性心不全の場合は、聴診、エコー、レントゲン検査が重要になります。
脳内疾患は、てんかん、脳腫瘍、などですが、CTやMRI検査
・・・あとは、お薬の反応をみて仮診断する場合もあります。
肝臓疾患などの内臓の問題は、血液検査にてある程度
調べる事ができます。

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だいじょうぶ?マイペットで
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 執筆者プロフィール
『みんなのペットライフ』編集部スタッフが、わんちゃん・ねこちゃんの飼い方、しつけのアドバイスなど、毎日のペットライフに役立つ知識や情報をお届けします。

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