【犬の病気】歯根膿瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容 (2ページ目)

歯根膿瘍が疑われる症状に関しての獣医師さんへの相談内容をご紹介します。
※グループサイト『だいじょうぶ?マイペット』からの提供記事になります。

相談内容:鼻の穴

飼い主からの相談

相談者:岡山県 iyoyonさん
先日から舌で鼻をペロペロと長い時間舐める動作をしていました。
気になるので、病院に連れて行きましたが
問題ないといわれました。
今日、気がつきましたが、鼻の穴の入り口に
鼻水のかたまり?らしきものが
こびりついた状態で鼻の穴が塞がれた状態です
鼻に炎症しているのでしょうか?
風邪のために鼻水が固まってるのでしょうか?

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
おそらく膿性の鼻汁が出てきて乾いたために鼻閉になっているのでしょう。
干からびた鼻腔を湿らせて、拭い取ってあげると良いでしょう。
さて、原因ですが風邪以外にも色々考えられます。
副鼻腔炎や鼻炎も一因でしょうが歯根膿瘍が悪さをしてこのような状況になる事も良くあります。犬歯の歯根膿瘍が特に重要です。上顎の犬歯に動揺がないかどうかチェックしましょう。
稀にですが鼻腔腺癌などの鼻腔内の腫瘍が原因の事もございます。これはレントゲンやCTなどを撮らないとわかりません。
お大事にしてください。

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相談内容:しこり

飼い主からの相談

相談者:東京都 demi086さん
1週間程前に顔周りを軽くカットしていたら全く気付きませんでしたが目の下に腫れ物を発見。
掻き傷でなのか軽くグジュグジュになっていました…
お世話になってる獣医さんに見せてその日はステロイド注射のみで1週間様子見にしましょとの事でしたが…
2.3日程だけですが様子見で腫れ物は変化なし。
カラーを巻いていましたが一瞬外した隙に監視不足で軽く掻き傷をして再度、傷が、、
慌て悩んだ末、先生に電話で相談。
先生から「切ってあげたいのだが実は私はもう歳で切る自身がないんだよ」と言われました。
確かに。。お歳です。
ロンが生まれてからお世話になっているので先生の否定もするつもりもありませんしまだ2歳ほどの頃に背中にシコリがあった時はすぐに手術して治していただきました。(10年ほど前)
ですが今回の症状ははっきりとしていませんし切る物かも不明。。やはりこちらの画像から他の獣医さんに診せに行くのが正しいでしょうか?老犬といえば老犬すでが傷意外は病気もしないまだまだ元気なロンです。今も食欲もあり駆け回ってます。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
場所から推測しますと右上顎の第4前臼歯の歯根膿瘍が考えられます。
歯根の状態を見て頂きましょう。
これが原因とすると放置しますと皮下に膿が溜まり皮膚が壊死脱落する事もございます。
この年齢は人間で言えばまだ60歳くらいです。
体の状態を心電図や血液検査で客観的に評価し安全と考えれば積極的に治療をした方が良いでしょう。
ただ、あくまでの写真からの推測で上顎のレントゲンを見ているわけではございません。全く別の病気の可能性もございます。獣医師に診て頂きましょう。

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相談内容:抜歯すべきか否か

飼い主からの相談

相談者:大阪府 なすでんさん
個人病院で今年3月に歯石取りと一本抜歯しましたが
2週間程度前に頰が腫れて大きい病院に行き
破裂するかもと言われていたら翌日破裂し消毒していただきました。
1人の先生は3月に歯石を取っているから抜歯せずに
ビルデンタマイシンを3週間飲むと。1人の先生はctと抜歯を同時にしてもいいということです。
自分としてはこのまま抗生剤で落ち着いて、今後の心配がまったくないようであれば抜歯したくはないですが、年齢が11歳ということもあり、今後再発した時に手術できるのかということも心配なので今抜歯すべきかとも悩んでいます。
家族で意見が分かれているのでアドバイスをいただけるでしょうか。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

長寿になればなるほど最終的には抜歯が必要な事態になる事と思われます。
今は麻酔も進歩し高齢だというだけでリスクが高くなるわけではございません。
高齢であるという事は高齢になれる高い生命力を持っていることを意味しております。
ただ、高齢になれば麻酔の危険性を悪化させる種々の病気に罹患している事がございますので術前検査を慎重に行う必要が出てきます。
さて、今回の事例ですが、おそらく抗生物質でとりあえず収まる事もあるでしょう。
今踏ん切りがつかないのであれば、ビルデンタマイシンで感染を抑えるのも有だと思います。
そのまま落ち着いたり自然に歯が抜け落ちて落ち着く事もございます。
半数くらいは再度感染が憎悪し、再度抗生剤で散らすか麻酔をして抜歯するかを検討する事になります。
その時に心臓病や腎臓病や肝臓病など麻酔の危険因子になる病気にかかっていなければ、そこで抜歯を行えばよいでしょう。
ただ、私の友人や子供たちが飼っている犬が上顎の第4前臼歯の膿瘍による皮下組織の壊死を起こしていれば、選択肢の話はそこそこに切り上げて抜歯を行うと思います。
お大事にしてください。

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

無事に抜歯が終わりますようお祈り申し上げます
これからの時間を皆様が笑顔で過ごせますように
お大事に
私も今シェルティーの歯科処置をしておりました。

早乙女 真智子先生(マリーナ 街の動物病院)からの回答

こんばんは。
歯根膿瘍だったのですね。
CTと書かれてますが、歯根部の状態はレントゲンでも良いかと思いますので、お薬服用で炎症を抑えている間に一度溶解が起こっているかなど見ていただくといいでしょう。
それを見て先生と飼い主様ご家族で話し合われるといいですね
まだ数年頑張る年齢ですから今抜歯かやらないかは確かに迷いますね
歯以外の健康状態にもよりけりかと思いますのでよくよく話し合いを。
また、歯周病菌は心臓疾患を助長してしまうと言われていますのでその点も考えましょう
お大事にしてください

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相談内容:くしゃみが止まらない

飼い主からの相談

相談者:京都府 モンチチーさん
はじめまして。
アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
シーズ雄10歳です。
室内犬ですが、昨日昼ごろから連続的にくしゃみが2時間ぐらい長く続き
夕方に医者につれて行こうと思ってましたが、治まったため
そのまま様子をみている所です。
今の所、特に問題ありませんが、何かの病気の前兆のシグナルだったのか
今後もそう言った事が起きた場合医者に連れて行くべきか、今になって
気になっています。
今後の事もありますので、何か私にできるアドバイスを頂ければ
助かります。
よろしくお願い致します。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

今晩は。
2時間も続くとさぞや心配だった事と思います。
高温多湿の今の時期に起こったとすると先ず押さえておかないといけないのは、僧房弁閉鎖不全などによる心臓のうっ血で気道分泌が多くなっていないかどうかです。この場合には緊急性があります。
この場合には普段から運動不耐性・発咳・舌の色が悪い・夏場の呼吸数の亢進などがある事が多いですが、いかがでしょうか。
上記の事がなければ、副鼻腔炎・歯根膿瘍・軟口蓋過長・何らかのアレルギー・副鼻腔内の腫瘍(鼻腔腺癌)などが疑われます。
近日中に診察を受けた方が良いでしょう。
シーズーなどの短頭種は呼吸器系の疾患が重症化しやすいので早い段階での治療が肝要です。
お大事にしてください。

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相談内容:鼻血

飼い主からの相談

相談者:群馬県 リカさん
11歳になるオスのバーニーズマウンテンドッグです。3日間連続で鼻血が出ました。出る時間帯は大体一緒でお昼前後で、寝ているときに出ていて本人はくしゃみもしなければ、せきもせず、ほぼ気づいていません。量はスプーン一杯程度でそこまで多くないと思います。病院で見てもらいましたが、鼻血の場合、異物が入っているか、歯の問題か、がんの可能性もあるからそれぞれの検査してみないと断定はできないとのこと。ただ、どの検査も麻酔をしなければいけないとのことで、とりあえず様子を見るといって帰ってきました。高齢なこともあり、麻酔はできるだけ避けたいのですが、同じ時間に少量の鼻血というのがどの病気かにある症状なのか他の先生の意見も参考にして今後のことも考えて生きたいと思います。今は本人は元気で、食欲もあり、散歩にも出ています。ただ、時々落ち着かないことがありずっと後追いしてきます。痴呆が出ている感じは見当たりませんが、これも鼻血と関係あるのでしょうか?それと関係あるかわかりませんが、落ち着いてぜんぜん寝ないときにメラトニンをあげたらいいといわれ、鼻血が出る前の晩、次の晩と2日間5mgのメラトニンを一錠ずつあげました。これも関係したりしますか?よろしくお願いします。

井上 平太先生(井上動物病院 動物取扱業登録第56-104号)からの回答

 見て頂いた獣医師の仰る通り、歯根膿瘍・鼻腔腺癌などの鼻の中の腫瘍をまず疑うべき所見です。他には白血病や自己免疫性血小板減少症も否定できません。歯の問題は口腔内を目視して判断できる場合もございますが、鼻腔や副鼻腔の問題や歯根や歯槽骨の状況を確認するとなると、レントゲンが必須です。
 レントゲンは非常におとなしい子であれば麻酔なしでもできるかもしれませんが、大型犬であると保定者の被ばく量も小型犬より多くなるし、麻酔下の方が正確な撮影ができるので、たとえ飼い主が保定するという事でも許さない動物病院が一般的です。(本来はこれが正論です)
 麻酔が心配であれば、先ずは血液検査を受けて白血球や血小板の状況を確認し、これに問題がなければ診断的治療と言いますが抗生物質に反応するかどうか処方を受けるのも一法です。
 ただ、バーニーズは腫瘍の発生頻度が高いので、主治医の先生の説明された通りしっかりとした確定診断に向けて検査を受けることに私も一票投じたいと思います。
 お大事にしてください。

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 執筆者プロフィール
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