タイニープードルを一人暮らしで飼ううえでの懸念点

タイニープードルを一人暮らしで飼うこといくつか懸念すべき点があります。代表的な4つを挙げて解説します。

トイレの世話

特に子犬のときに生じる問題ですが、トイレ(ウンチ)の処理です。
留守番は基本的にタイニープードルをケージやサークルのなかに入れておくのがいいです。しかし、子犬は頻繁にウンチをするので、その度に処理をしないと飼い主が帰宅したら子犬がウンチまみれ……なんてことも。
成長とともに、散歩のときにウンチをさせて留守番のときにはしないようにリズムを整えていけばいいのですが、小さな子犬の場合は難しいでしょう。

寂しがる

犬はもともと群れをなして生活する習性があるので、長時間留守番をすると犬が寂しさを感じてしまいます。
無駄吠えをしたり、分離不安という症状から破壊行動をしてしまったりすることがあります。留守番に慣れさせるには、いきなりではなく最初は30分、次は1時間と徐々に時間を伸ばしていくといいでしょう。
留守番をさせる前におやつを与えるのも、留守番に対するポジティブなイメージを与えられるので効果的です。

ただ、留守番をさせるのは少なくとも4カ月過ぎからにしましょう。それより月齢が低いときはご飯もまめに与えないといけませんし、トイレの世話も頻繁におこなう必要があります。特に、月齢が低い子犬はご飯をきちんと与えないと栄養不足で死亡してしまうこともあるんです。

社会性が身につかない

タイニープードルに限らず、犬は2〜3カ月頃と5カ月〜1歳ころに「社会化期」という、まわりとの関係を学んでいく時期を迎えます。
この時期にで長時間留守番をさせると、まわりとの関わりを覚えられずに、他の犬や人間に噛み付くような犬に育ってしまうことがあります。

お金がかかる

一人暮らしでなくても、犬を飼うにはそれなりにお金がかかります。留守番をさせる場合、夏や冬はタイニープードルに快適な温度を保つため、エアコンを入れておく必要があります。
また、たとえば仕事で泊まりの出張をする際、誰か預けられる人がいなければペットホテルやペットシッターを頼むことになります。その費用も1日3000円程度(目安)かかります。
自宅に帰れないことがある場合を想定して、あらかじめ預かってくれる人を探しておくのも良いでしょう。

飼わない、という選択肢もある

犬といっても飼うにはそれなりの費用や手間、そして責任が生じます。特に子犬のころは体調を崩しやすく、しつけもしなければならず、子どもをひとり育てるのと変わりません。
一人暮らしで犬を飼ったはいいけれど、面倒を見きれずに保健所に連れていかれてしまう不幸な犬は後を立ちません。飼う前に、犬のために自分の自由な時間を削ってまで面倒を見られるのか、よく考える必要があるでしょう。

本当に犬が好きで、犬のことを思うのであれば、「飼わない」という選択肢もあります。「成犬」を飼うという方法もありますよ。

まとめ

タイニープードルを一人暮らしで飼うには、「トイレの世話」「寂しがる」「社会性が身につかない」「お金がかかる」などの懸念点があります。
本当に犬のためを思うのであれば、「飼わない」、もしくは成犬を飼う、という手段もあります。
いずれにせよ、人間の勝手な都合で犬を振り回すのは避けてほしいと思います。
 執筆者プロフィール
こんにちは!ひよしりんと申します。ざっしゅ猫(♀)2匹とお互いマイペースに暮らしています。ペットの情報を分かりやすい言葉で伝わりやすく記事にすることを心がけております♪みなさまのペットライフがより豊かなものとなりますよう、微力ながらお手伝い致します!

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