寿命が長くなり老犬が増えている

一般社団法人ペットフード協会の統計によると、犬の平均寿命は14.36歳だそうです。超小型犬に限れば15.04歳となっています(2016年10月時点)。

犬は7歳ころから中高年期に入ると言われますが、7歳を人間の年齢に換算すると、小型犬はだいたい44歳。大型犬は54歳くらいです。10歳は小型犬なら56歳程度、大型犬は75歳くらいと、体の大きさによって同じ歳でもかなり開きがありますね。

愛犬が中高年期に入ったら、散歩、食事、排泄などのサポートが必要になることがあります。
小型犬なら10歳を、大型犬なら7歳を目安に、健康状態や運動能力をチェックし、必要に応じてケアしてください。

病気にかかりやすくなるので、小さな変化にも気付けるよう、気を配ってくださいね。

目からウロコ! 犬の年齢を人間に換算する方法は

食事のケア

老犬になると体の機能が衰え、若犬だったころとは生活が変化します。食欲が落ちたり消化吸収能力が落ちたりすることもあるでしょう。

老犬におすすめのフードは

少量で必要な栄養素をまかなえる
高タンパク・低カロリー
噛みやすく飲み込みやすい


という特徴があるものです。
運動量が落ちるのでカロリー過多だと肥満になってしまいます。ただし、筋肉の維持のためにはタンパク質が欠かせません。

歯や飲み込む力が弱くなっている場合は、固いフードを嫌がるので、半生タイプやウェットフードを与えたり、お湯でふやかしたりといった工夫をしましょう。

1回に食べる量が減ったときは、3~5回に分けて少量ずつ食べさせる、ゆでたささみなどをトッピングして食いつきをよくするなどの対策がおすすめです。

老犬向けのフードのパッケージには、7歳ころから利用するように書かれていることが多いです。「7歳になったから」と急に切り替えるのではなく、愛犬の老化のサインを見ながら徐々に変更しましょう。

運動は無理をせず、体力・筋力の維持を目指して

老犬は少しずつ体力や筋力が低下し、運動や遊びがおっくうになってきます。そうなると、散歩に行きたがらない、坂道や階段を避ける、抱っこをねだるといったサインを出すことがあります。

こうしたサインが見られたら、散歩コースや遊び方を見直してください。ポイントは「現状維持を目指した無理のない運動」。愛犬が「嫌になる前にストップする」「ちょっと物足りないと感じるくらいで止めておく」という運動量にしましょう。

関節や骨などに問題があって歩けない場合でも、抱っこしたりペットカートなどに載せたりして外に連れ出すといいですよ。自分の力で歩かなくても、外のにおいを嗅いだり音を聞いたりすることが刺激になります。

もちろん、遊べる体力・筋力がある場合は、無理に運動量を減らす必要はありません。愛犬に合った運動量を探ってくださいね。

病気にかかりやすくなる

年齢を重ねると、どうしても免疫力や新陳代謝能力が低下します。腎臓や肝臓機能が低下したり視野が狭くなったり、皮膚や被毛がボロボロになるのも老化が原因で起こりうることです。

老犬は病気にかかりやすくなり、治るまで時間がかかるようになります。適切な運動やバランスの取れた食事で、できるだけ健康的な体を維持しましょう。

排泄物の状態や排泄回数、歩き方、呼びかけに対する反応などをよく観察し、変化に気付けるよう気を配ってください。定期的な健康診断も受けたいですね。

心のケアも大切

老化による変化は体だけでなく、心にも表れてきます。遊びに誘っても素っ気ない反応になる、寝てばかりいる、無気力な様子など、「落ち着きがある」ということとは違う大人しさが見えてきます。

老犬になると大きな変化を好まず、現状維持と平凡な日常を好むようになりますが、ときどきは、愛犬が「楽しい」と思える刺激を与えてあげてください。

マッサージをしたり、いつもと違うおやつをあげてみたり、ゆったりした時間のなかにもいつもと違うことをしてみましょう。

まとめ

犬が老犬期に入ると、体にも心にも変化が表れます。
食事や運動に気を遣って愛犬の健康を維持するとともに、少しの変化にも気付けるよう、今まで以上に愛犬の様子に気を配りましょう。

若いころのように活発に遊ぶことは少ないかもしれませんが、老犬には老犬のかわいらしさがありますよ。

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