【あったかライフ24時】いついかなるときもかわいい、それが猫!

猫暮らしは毎日が新鮮です。たとえどんなに気持ちが沈んでいても、猫の思いもよらない行動に思わず吹き出してしまうことも。猫は1日1回は笑わせてくれるおちゃめな存在なんです。
さて、猫まる家の猫たちは総勢4匹。柄も性格もみんなバラバラです。個性豊かな猫たちが繰り広げる日常とは……?

◇猫まる家の猫紹介
・くりっぷ(8才・オス)
兄貴肌でのんびり大らか。ブラウンクラシックタビー
・しろっぷ(8才・オス)
くりっぷと同腹の兄弟で繊細なオトメン。ソリッドホワイト
・ふらっぷ(6才・メス)
女王気質の自立した女子。キジトラの元野良
・にゃん太(4才・オス)
おしゃべりで甘ったれ、頭の中身は永遠の2才児。シャムトラの元野良

6:00 猫目覚ましで起床

我が家の毎朝のアラームは「猫目覚まし」。
朝、肩を前足でトントンと叩かれて目を開けると、くりっぷがクリクリのお目々で見下ろしています。

猫飼いの多くの人が体験するであろうこの「猫目覚まし」。日々時間が早まるのが特徴です。そのため、寝不足に悩まされる飼い主さんもいるとかいないとか……。

◇その猫、凶暴につき
猫はなかなかにしつこい生き物で、飼い主が起きなければトントンは永遠に続きます。起きないとなれば、その手段も進化するのが恐ろしいところ。極めつけは、棚の上からおなかめがけてのダイブです。かわいい我が子が起こしていると思えば、強烈なダイブも痛くない……かも?

6:30 猫の朝ごはん

元気な1日は朝ごはんから!
時間になれば、しっぽを立てて走りこみながら全員集合。食べながらもおしゃべりする子、ガツガツ食べる子、一粒ずつ食べる子、ほかの猫のごはんをチェックしつつ食べる子、食べ方は四者四様です。

◇食欲は健康のバロメーター
体調によって食欲は左右されるもの。健康管理のために食事量のチェックは欠かせません。食事を与えるときは、あらかじめ計量してから与えるようにしています。計量しておけば、食事後に食べた量が明確にわかるので、食欲の有無が一目瞭然です。

7:00 猫のトイレの掃除

ごはんが終わったら、次は猫のトイレ掃除に取りかかります。猫はきれい好きなので、毎朝の掃除が必須です。汚いトイレは嫌だと我慢していたのでしょうか、掃除が終わると「待ってました」とばかりにそそくさとトイレにやってくる子が。
猫は自分の排泄物を隠すために砂をかける習性を持っていますが、我が家でちゃんと隠せる子はしろっぷだけです。ほかの子は不器用なのか、上手に砂をかけられず、トイレの天井をかいたりしています。

◇猫のトイレは「頭数+1個」がセオリー
我が家の猫は総勢4匹ですが、トイレは5個そろえています。一般的に猫のトイレは「頭数+1個」がいいといわれていますが、理由は粗相が防げるからです。
猫は汚いトイレを嫌がって、トイレ以外の場所で粗相をすることがあります。きれいなトイレが常にひとつある状態なら、このようなトラブルも極力防げるというわけです。

7:30 飼い主のシャワータイム(猫のサウナタイム)

私は朝シャワー派です。私がシャワーを浴びている最中、猫たちがなにをしているかといえば、お風呂場のドアの外で出待ちをしています。

そう、我が家の猫はサウナ状態のお風呂場で温まるのが大好きなのです(特に秋冬)。シャワー後のお風呂場は、浴室暖房の効果もあってホカホカ。私がシャワー後にお風呂場を出ると、入れ替わりで猫たちがゾロゾロとお風呂場の中へ入っていきます。
暖かいところが大好きな猫たちは、サウナよろしくしばらく温まっています。

10:00 外出

仕事や買い物など所用があるときは、猫を家に残して外出します。

出発前は、必ず猫の安全をしっかり確保してから出かけるようにしています。
まず、火事や感電の原因になる家電製品のプラグを抜き、リモコンなど猫にいじられて困るようなものも片付けてしまいます。安全確認ができたらいざ出発。いつも猫たちが玄関までお見送りしてくれますが、このとき必ず4匹そろっていることを確認します。

所在確認は失敗から得た教訓です。昔、所在を確認しないまま出かけてしまい、帰宅まで猫をクローゼットに閉じ込めてしまったことがあったのです。猫に申し訳ないことをしたと、しばらく落ち込んだことを覚えています。

14:00 帰宅

所用を終えたら無事帰宅です。いつも全員そろって玄関でお出迎えしてくれます。しっぽを立てて駆け寄ってきて、足元にスリスリする様子のかわいさったら! 猫を飼っている幸せを感じるひとときです。

14:30 仕事

私はフリーライターなので、主に自宅が職場になります。

原稿を書こうとパソコンを開けば、お決まりのように猫からかまってアピールをされます。特に、甘ったれのにゃん太のアピールがすごい。キーボードの上を歩き回ったり、画面をのぞき込んだりするので(あまりにかわいすぎて)仕事になりません。

◇仕事ストッパー・にゃん太との闘い
かまってアピールに私が気付かないふりをして仕事をしようとすると、にゃん太は腕の上にドカッと寝ころぶ強硬手段に出ます。思わず根負けしそうになりますが、そこはあくまでも仕事優先。猫の重みをずっしり腕に受けながら、無理矢理仕事を続行します。……当然肩こりは悪化します。

17:30 猫の夕ごはん

夕方になったら、猫たちに夕ごはんを与えます。

くりっぷ、ふらっぷは、一度に量が多いと食べてすぐ吐き戻してしまうので、ごはんは1回分を小分けにして与えています。
吐く前兆として、水を振ったときのような「ゲコッ」という音が聞こえてきます。不思議なもので、この音を聞くと自分がどんなに熟睡していても、条件反射のようにすぐに飛び起きられるのです。
猫を飼っているうちに危機を察知する能力が身に付くのでしょうか。猫の飼い主さんなら、よくあることかもしれませんね。

18:30 飼い主の夕ごはん&くつろぎタイム

猫の夕食が終わったら次は私の夕食。再び、猫のかわいい誘惑との闘いが始まります。

野良の経験があるふらっぷ、にゃん太は、食後にもかかわらず、私のごはんをやたらと欲しがります。お箸の動きを目でじっと追い、「私、3日もなんも食べていないの」とうそぶく姿に瞬殺されそうになりますが、ぐっとこらえてひたすら自分の食事に集中します。

◇猫暮らしの醍醐味! 猫だらけのくつろぎタイム
夕食後、テレビを観ながらくつろいでいると、猫たちが私の元にぞろぞろとやってきます。それぞれおなか・膝・足元にどかっと居座るので、猫たちに体を占領されたような状態になります。そのなかでも、甘ったれのにゃん太は落ち着くポジションを見つけるまで「んー、んー」とぐずり鳴きしながら前足で私の腕をかき続けています。そのいじらしい姿を見ると、日中の疲れもどこかに消えてしまいます。

24:00 至福のおやすみタイム

おやすみタイムになると猫たちが私のベッドにやってきてみんなで一緒に眠ります。腕の中に1匹、膝の裏に1匹、布団の上に2匹。
猫と一緒に寝ることは、衛生面から見るとよくありませんが、猫暮らしならではの至福のひとときでもあります。(たとえ一晩中寝返りが一度もうてなくても。)

◇かわいすぎる「前足ふみふみ」
我が家の猫たちは眠る前に、柔らかい毛布をくわえ、前足をふみふみします。これは、母猫のお乳を吸うときの行動の名残で、成猫になっても続ける猫が多いようです。不安な気持ちの表れとの説もありますが、私の経験上、不安というよりも柔らかい毛布に触発されて気持ちよくなって起きている行動のように見えます。

深夜1:00 大暴れ! 猫の大運動会

時々、真夜中になると猫の運動会が勃発します。1匹がもの凄い勢いで上下に走り回り始めると、ほかの猫にも伝染し、最後には全員で追いかけっこを始める始末。
追いかけっこのあげくバスマットにすべり込み、そのままマットごと廊下をすべってドアにぶつかったこともありました(苦笑)。まるで漫画みたいな出来事ですが、得てして猫は人間から見るとありえないような行動を起こす生き物なのです。

◇真夜中に猫が運動会を始める理由
「猫あるある」のひとつ、真夜中の運動会。猫が夜になると元気になるのは、猫が夜行性の生き物であること、完全室内飼いにより普段からの運動刺激が少ないことが理由とされています。

深夜2:00 真夜中のかまってちゃん

夜中になると、くりっぷに裏拳で起こされます。なぜ起こすかって? 私をお風呂に連れて行き、シャワーからお湯を出させるためです。
4匹のうち、くりっぷだけは流れた状態でないと水を飲みません。特に、シャワーから出るお湯を直接飲むことが大好き。飲みたくなると夜中であろうと私を手荒に叩き起こし、お風呂場に誘導します。

猫は水嫌いといいますが、くりっぷは流れる水には興味津々で、濡れることも気にしません。普段水を飲まない猫にはこのような方法が効くこともありますよ。

くりっぷの水飲みが終わったら、一緒にベッドに戻ります。

夜中にふと目が覚めると、腕の中にはスヤスヤと眠る猫。猫の暖かさ、柔らかさが伝わってきて、とても安心します。猫がいるだけで癒されるとは、こういうことなのでしょう。

猫のぬくもりにつつまれながら、そしてときに猫に振り回されながら、夜は更けていきます……。

猫との暮らしは生活空間のコーディネートから

長く猫と暮らしてきた経験から、飼い主さんも一緒にハッピーに過ごせる飼い方や暮らしのヒントをご紹介します。

猫との暮らしで私が特に気を付けているのは住環境です。完全室内飼いだからこそ、猫の生活空間はできるだけ快適にしたいと考えています。

立体的に移動する(上下に移動する)猫にとって安心できる場所は高い所です。特に、多頭飼いなら、猫同士がケンカしたときにそれぞれの猫が逃げ込んで休めるような場所をたくさんつくってあげたいものです。

そこで、我が家では、いつでも猫たちが自由に昇り降りできるように
・天井まで届くキャットタワー×2台
・ジャングルジム×1台
を設置しています。ほかにも、棚や冷蔵庫の上を整理し、猫が登れるような場所をたくさんつくっています。

また、猫は日向ぼっこや外の見物が大好きです。窓から景色が眺められるよう、窓のそばにイスやソファーを設置すると、猫の生活に変化を与えられるのでおすすめですよ。

猫のしつけは先手必勝

猫は、従順な犬にくらべるとしつけることが難しい動物です。

それは、猫は犬と違って「人の命令に従うこと」が喜びにつながる性質ではないからです。しつけされた猫でも、強い好奇心を抑えることができず、飼い主が見ていない所でわざといたずらしたり、飼い主の気を引きたがったりすることもよくあります。

「噛み癖」などケガにつながるような問題行動はしつけが必須ですが、あまりに躍起になると飼い主が疲れてしまいます。猫をしつけようと考えるよりも猫の行動を先読みして、いたずらをしない環境をつくる、と思考転換することが大切です。
(例)
・猫がコードを噛んでしまう→噛んでも問題ないよう、コードに安全カバーを取り付ける
・猫が引き出しを開けてしまう→引き出しストッパーを使って対策する

コードカバーやストッパーのほかにも、爪とぎ防止シートや噛み癖防止スプレーなど、さまざまな猫のいたずら対策グッズが販売されているので、それらをうまく活用できるといいですね。
飼い主も猫も、どちらも快適に過ごせる空間づくりを心がけましょう。

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猫と上手に暮らすために。猫のしつけは「猫づきあい」を知ることから。

猫と暮らす幸せ

猫暮らしは本当にさまざまなことが起こります。もしかすると、猫に振り回されるような、せわしない毎日に感じられた人もいるかもしれません。でも猫好きにとっては振り回されることも喜びなのです。

猫は賢く人を使いますし、困ったいたずらもたくさんします。しつけは難しいものですが、いいのです。人間が猫にしつけられれば。
それすら愛おしくなる大切な存在が猫なのだと思います。

自由きままなようでいて、飼い主が寂しいとき、悲しいときは黙ってそっと寄り添ってくれますよ。
猫を飼えばきっと、生活がもっと明るく豊かになることは間違いありません。

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執筆者プロフィール
2匹の愛猫と暮らす元博物館学芸員です。専門は古生物学。ペットに関する科学的な知識を分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。
保有資格はペットシッター、愛玩動物飼養管理士2級

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