チワワの毛色は無限大

チワワは多くの犬と違って毛色に細かな規制がなく、ほとんどすべての色がOKとされています。そのため、とにかく毛色が豊富。いろいろな毛色のチワワがいます。

毛の色には3つのパターンがあります。

・単色
・パーティカラー:メインの色とまだら模様の2色
・トライカラー:3色

こうした色のバリエーションに、毛の長さ(スムースコート・ロングコート)、体型の違い(ずんぐりとしたドワーフ・バンビのようなスリムなハイオン)をかけ合わせると、バリエーションは無限ともいえます。

チワワは毛色が豊富で、その多彩さで愛犬家を魅了しています。

人気のチワワの毛色

チワワの毛色は、ブリーダーが親犬と子犬の毛色を見て決めます。
成長するに従って毛色が淡くなったり、濃くなったり変化する場合もあります。

●基本色:ブラック、チョコ、レッド
●淡い色:ホワイト(純白は特別にピュアホワイトと呼ぶ)、クリーム
●レア色:ブルー(灰色のような毛)、イザベラまたはフォーン(金色のような茶、淡い茶)

【タン】黄褐色のことで、チワワはこのタンが混ざる毛色が人気です。特にブラック&タン、チョコレート&タンといった組み合わせ、黒い顔に眉毛のように見えるタンが入るパターンが好まれます。

【セーブル】フォーンと区別しにくいですが、毛先に黒い毛が混じっています。成長するに従って黒の毛が抜けて淡い茶や、クリーム色になります。

【ブリンドル】地色に濃い色の細い縦縞模様が入ります。

【ブルーマール】大理石のような黒い斑点模様が入った色です。マール因子を持つチワワはスタンダードから外れたので、今はまず見かけません。

おおまかにいってこうした色・模様を複数組み合わせてチワワの色を表します。
チョコレート&タン、ブラック、タン&ホワイト、ブルー&タン、レッドセーブル、ブルーフォーンなど、多彩です。

犬は毛色と性格に関係があると言われますが、チワワの場合、特に関係は見られません。

気を付けたいチワワの毛色

毛色は遺伝子の組み合わせによって決まりますが、組み合わせによっては体の機能に異常が出る場合があります。

特にマール(大理石のような黒い斑点模様を生み出す)遺伝子を持つ犬は繁殖に利用してはいけない、と言われています。
マールは目にも作用するため、マール遺伝子がペアになると資格異常を持つ子犬が生まれる可能性があるのです。現在、マールは純血種として認められない毛色になっています。

また、淡い色を生み出す遺伝子がペアになると、虚弱体質の子犬が生まれる可能性があります。
そのため、淡い色同士で子犬を生ませる繁殖は好ましくないとされています。
ブルー、イザベラもしくはフォーンは気を付けたい色です。

まとめ

チワワは毛色や模様のバリエーションが豊かなので、家族に迎えるときはどの子がいいか迷うかもしれません。ただ、レアカラーといわれる毛色には注意してください。レアというのは滅多に現れない色。それは理由があってほとんど生まれない(生ませない)色の場合があります。

色に関する知識を持って選ぶようにしたいですね。
関連する記事
チワワが飼いたい! オス・メスのそれぞれの特徴と飼い方のポイント

超小型犬のチワワはかわいらしく、飼いやすいことで人気です。 しかし、いざチワワを飼うと決めた場合、性別で迷う方もいるのでは? オスとメスで性格や飼いやすさに違いはあるのでしょうか。それぞれの特徴、飼...

 執筆者プロフィール
ドッグシッター/小動物看護士です。二人の娘に振り回されながら、記事を書いています。ミシンで子供達の服や布雑貨を作るのが趣味。ダルメシアンを多頭飼いするのが夢です。

チワワのブリーダーについて

魅力たっぷりのチワワをあなたも迎えてみませんか? 

おすすめは、ブリーダーとお客様を直接つなぐマッチングサイトです。国内最大のブリーダーズサイト「みんなのブリーダー」なら、優良ブリーダーから健康的なチワワを迎えることができます。

いつでもどこでも自分のペースで探せるのがインターネットの魅力。「みんなのブリーダー」では写真や動画、地域などさまざまな条件で理想の犬を探せるほか、多数の成約者の口コミが揃っています。チワワが気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

※みんなのブリーダーに移動します