首輪は安全性の高いものを

リボン、ネクタイ風、ネックレス風など今や猫の首輪も多種多様。見ていると目移りしてしまいますよね。しかし、見た目重視で選ぶと首輪による事故が起きる可能性も。
スコティッシュフォールドは運動量はさほど多くありませんが、それでも家の中で遊んでいるうちにカーテンレールに首輪が引っかかってぶら下がり状態になってしまった……なんて事故は起こり得ることです。特に飼い主さんが家を留守にしているときにそのような事故が起こっては大変ですよね。

セーフティ(安全)首輪がマスト!

そこでおすすめしたいのがセーフティ機能付きの首輪。首輪に一定の負荷がかかると「カチャン」と外れる仕組みになっています。セーフティ首輪安全首輪の名称で販売されていることが多く、ペットショップやネットショップで購入することができます。

ただし、子猫は体重がまだ軽いため、負荷が足らず外れないこともあるようです。一度使う前にどの程度の負荷で外れるかテストしてみるといいでしょう。子猫用のセーフティ首輪も販売されているので、そちらもおすすめです。

猫にとって快適な首輪って何だろう?

猫はもともと肌が敏感。スコティッシュフォールドは特別皮膚病にかかりやすい猫ではないものの、肌に優しいものを選んであげたほうが安心です。

コットンやオーガニック素材など、柔らかくて軽い質感の肌にやさしいものがおすすめです。
また、ある程度伸縮性もあった方がいいでしょう。ただし、伸縮性がききすぎて首輪が抜け落ちてしまったり、逆に締め付けすぎると苦しませてしまったりすることもあるので、どの程度の伸縮性があるか確認しておきましょう。首と首輪の間に指2本が入る程度が理想です。

鈴付きの首輪はアリ?

猫に鈴はよくない、ストレスになる、という話をよく耳にしますが、これには理由があるようです。それは、猫の聴覚が人間よりもはるかに優れているから。人間の可聴域が20~2万ヘルツに対して、猫は30~6.5万ヘルツです。人間に聞こえない音すらキャッチできる猫。その耳元で常に音がなっている状態はとてもいいとは言えませんよね。

できるだけ鈴は避けたほうがベターなように思えますが、なかには鈴が付いていてもまったく気にしない猫もいるようです。スコティッシュフォールドはおとなしい猫なので、家の中で姿が見えないときに音が鳴ると飼い主さんとしては安心ですが、基本は猫にとってストレスであることを前提に考えてみてくださいね。

「首輪ハゲ」に注意! 定期的なケアで対策しよう

首輪をつけ続けていると、毛流れに癖がついたり、首輪をつけていた部分の被毛が薄くなってしまったりすることがあります。首輪ハゲを防ぐためには……

定期的に首輪を外して毛を休ませる
首輪ハゲの原因の大半は摩擦によるものです。定期的に首輪を外して毛流れを整えてあげましょう。ブラッシング時に一緒にできるといいですね。

首輪を清潔に保つ
首輪を長期間使用していると雑菌が繁殖して肌荒れの原因となり、ハゲにつながることも。定期的に洗って清潔に保ちましょう。

また、素材そのものが合わないと「接触性皮膚炎」になることもあるようです。できるだけ肌にやさしいものを選ぶのはもちろんですが、首輪をつけてから首もとが赤くなったり、痒がったりする場合は首輪が原因かもしれません。

最後に

猫の首輪選びは、かわいさだけでなく、安全面、猫にかかる負担を考慮したうえで選ぶことが大切です。また、猫は首輪を嫌がったり違和感を感じたりすることも多いもの。もちろん、スコティッシュフォールドも例外ではありません。子猫のうちから少しずつ首輪に慣れさせておけるといいですね。

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