相談内容:徐脈性不整脈、僧帽弁閉鎖不全症による失神について
飼い主からの相談
初めて質問させていただきます。
2024年1月現在、15歳のシーズーの女の子です。体重は6.7キロくらいです。
2021年1月に寝て起きてから突然、キャンキャン!と悲鳴をあげてふらっと倒れ、失禁するということがあり、3月にホルター心電図をしました。
それ以前の健康診断でも、第2度房室ブロック(ウェンケバッハ型)と出ていることもあり、不整脈があるとは言われていましたが、経過観察でした。
ホルター心電図の結果、徐脈性不整脈と診断。
1分間に20しか拍動がない、ということもあったようです。
7秒停止、ということも(失神ギリギリでしょう)。
その当時では、心臓に特に問題は無く、『心臓病なので不整脈→失神』ではない、交感神経と副交感神経の方かも知れないが、不明です、ということでした。
それ以来、毎日家で心拍を測定し、45〜60くらい、食欲もあり、お散歩も出来、失神は月に1度あるかないか、起きるのはほぼ、夜中から明け方の寝ているとき、失神しても回復まで20秒〜30秒という感じでした(尿がたまっているので、必ず失禁します)。投薬は、甲状腺機能低下症のためのチロノームだけでした。
2022年11月、1週間に8回の失神。
これまでと違い、失神直後の心拍数が80を超えたりしていて異常に気づき、病院へ。
僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。
それ以来、ピモベハート(1.25)を1.5錠ずつのんでいました。
毎日の心拍測定は50〜60。この頃から
しばらくは落ち着いていて、失神は月に1度くらいになっていました。
ですが、失神を起こすタイミングが変わりました。
それまでは、ほぼ100%寝ているときだったのが、寝ているときの失神はなくなり、ほりほりしたりおへそを上に向けて背中をぐりぐりしたりした後に起こるようになりました。
直後の心拍測定では、これまでは失神のあとは30台とか、かなり少ない心拍だったのですが、60を超えているように。
興奮させてはいけない、急激な気温変化もいけないと気をつけてはいますが、わたしが至らないばかりに、みすみす倒れさせてしまうことも。
2023年9月、外から帰ると倒れることが増えてきました。
咳をし始めたのもこの頃からです。
これまでは外で倒れたことはなかったのですが、この頃初めて外でおしっこのあと、ふらっと倒れました。
10月15日、呼吸が1分間に30〜40くらいになり、慌てて病院へ。レントゲン等の結果、肺水腫まではいかないが、少し肺が白く見える、ということでルプラックを使うことに。
10月中、調整を続け現在は3日に1回、ルプラック(4mg)を6分の1錠ずつのませています。
どうやらこの子は、普通の子には現れない程度のことでも顕著に現れるようです(その分、薬の効きも良い?)。
病院には月に1度は必ず、それ以外の時も、失神が続いて気になるときには行くようにしています。
12月、1月と失神がとても多くなりました。
一昨日くらいから元気がなく、外に出るとトイレをすませたあと失神するので、なんとか中でさせたりしています(誘導すれば、なんとかトイレで出来るかな、という感じです)。
今月は今日まででもう8回です。
どうにも気になって、心拍を測定すると102。これまでではあり得ない速さなのですが、5分後くらいには54。呼吸はこのときは20。普段は13〜18というところです。
こんなにバラバラでは、そりゃあしんどいよね、と思います。
長々と書き連ねて来ましたが、おたずねしたいのは、
これはこれまでのように、不整脈が原因の失神なのか?それとも僧帽弁閉鎖不全症によるものなのか?ということと、これまで1度も抗不整脈薬を処方されたことはないのですが、それを服用することで、少しでも心拍が落ち着いたりはしないのだろうか?ということです。
ほかに少しでも失神を減らせる方法はないのだろうかと苦悩しています。
かかっている先生を信頼してない、ということは全くありませんが、他の先生の意見もお聞きしたいのです。
本当に、長々と読みにくい文章を読んでいただきありがとうございます。
どうか、なにかアドバイスをお願いいたします。
現在の投薬は、チロノーム、ピモベハート、ルプラックです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
こちらはかなり複雑なケースですね。
まず、失神はなぜ起きるのかというと、脳に酸素が届かなくなるからです。
すなわち、肺からの酸素の取り込み、またそれを運ぶ血液の循環に関わる全てが失神の原因になり得ます。
実際に診察を行っていないので回答に悩みますが、今回のケースは、不整脈も、僧帽弁閉鎖不全症も、もしくは隠れている呼吸器疾患や肺高血圧症なども、すべて複合して失神が起きている可能性があると思います。
ただ、特に不整脈が重度であるように感じます。
いわゆる洞不全症候群の徐脈頻脈症候群であるようにも聞こえます。
正直、そこまでの症例は見たことが無いので、専門医での受診を推奨します。
また、徐脈性不整脈の治療は、交感神経作動薬のような心拍数を増やす治療と、ペースメーカーの治療が基本になります。
現状は徐脈性不整脈に対する治療がほぼ行われてないようですので、症状を改善する方法はまだ多く残されているように思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:僧帽弁閉鎖不全、せき
飼い主からの相談
僧帽弁閉鎖不全、投薬中、いつも咳は動くとでていましたが、、3日前くらいから徐々に咳ひどく、呼吸音が隣にいても聴こえ、肺?の音かボコボコ、鼻息もふんふん荒く
咳、だんだんひどく呼吸が早く40回くらいになり
病院へ、レントゲンてわは肺に水は溜まっておらず
気管支の分泌物だろうとカルボシステインをもらいましたが、呼吸は、28から40くらいで、、今まで22から30までが上がってきました、、
肺水腫でもないので、、よくわからず
ビクビクです。まだ、横になり眠る時は咳もあまりせずにいます。
薬フォルテコール、一日1錠
スピロノラクトン半錠
カルボシステイン2回1/6
ネオフェリン2回1/4
今はアプガード半錠を。
少しまえ、悪化してるのでフォルテコールをアピナック一日2回1錠づつに変えてみたところ咳はいいけどご飯たべす、元気がなくなり、半錠づつにしました。が、、
咳は同じように出るため、元の薬にしました、
心臓病悪化の症状でもう薬コントロールは出来ない状態でしょうか?他、、できる事は?どうでしょうか?よろしくお願いします
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

お返事ありがとうございます。
長い間頑張ったと思います。
わんちゃんも幸せだったと思います。
御冥福をお祈り申し上げますが
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
前回の質問が期限切れで回答できず申し訳ありません。
今回は、肺水腫で無いのに咳が酷い、ということですね?
となると、季節的にも呼吸器のトラブルなのではないでしょうか?
すなわち、(前回も書いたかもしれませんが)気管支拡張症や気管支炎などで咳が出ていることが考えられます。
試験的に、抗生剤や少量のステロイド剤、ネオフィリンをテオフィリンに変えてみる、などは如何でしょうか?
また、最近は手軽にネブライザー療法(吸入)も行えます。
人医療の都合で吸入剤が手に入りにくいですが、ステロイドと気管支拡張薬の合剤の吸入もありだと思います。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:痙攣と内蔵疾患
飼い主からの相談
10歳 チワワ(女の子)1.2キロです。
皮膚疾患で通院中、アポキルを服用してます
今年の4月に初めて痙攣をおこしました。薬は皮膚の状態が酷くなったので アポキルと抗真菌薬を服用してました。
救急病院に行き、採血した時は薬の影響もあって 肝機能の数値が異常に高くなっていました(3000台)
主治医の先生に相談して抗真菌薬は服用中止、 ウルソを処方してもらい 肝機能の数値も戻ったのでウルソもやめました。
その後 痙攣はなかったのですが、11月21日深夜 再び痙攣
その時は3回痙攣がおこってしまいました
今回の採血結果で高値だったのが、グルコースが212、BUNが33、ALTが735、GGTが61でした
胸部レントゲンは肺が少し白くなっていると言われました
脳疾患を疑われたのですが 前回、今回とも内蔵の数値が異常に高かったのでそれが原因じゃないかと思ってます
MRIやCTを撮らないと脳疾患の確定病名がつかないとのことですが 麻酔は呼吸器の心配があるのでやりたくないので 痙攣の原因が何とかわかればと思ってます
つたない文章で申し訳ありませんが 肝機能低下で痙攣が起こる可能性があるかご教授頂ければと思います 宜しくお願い致します
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
そうですね、血液検査的には内臓からの可能性は低いと思われます。
他、お話頂いた範囲で痙攣発作に関係がありうるものとしては、血糖値が軽度に高いのは、発作によるアドレナリンの放出によるところと推察されます。
胸部レントゲンでの肺の白さも、もしかしたら神経原性の肺水腫に近いものかもしれません。
あとは、痙攣発作の「型」が脳神経学的な発作のような感じがすれば、ほぼ脳の疾患だと思われます。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
繰り返す痙攣で、とても心配ですね。
仰る通り、痙攣には脳神経から来るもの内臓から来るものと、二パターンあります。
脳神経に関しては、MRIを撮らないと判断がつきにくいです。
原因としては、年齢的には脳腫瘍・脳炎が挙げられます。
内臓から来るものに関しては、尿毒症、アジソン病、低血糖、電解質異常などがあり、肝臓でいうと「高アンモニア血症」で痙攣が起こります。
ATL,GGTは肝酵素値であり、実際の機能は示しておりません。
肝機能を推察する数値は、BUN、ALB、GLU、T-chol、T-Bil、HN3(アンモニア)、TBA(総胆汁酸)です。
これらの項目はすべて測定していますでしょうか?
そこに異常がある場合、慢性肝炎などによる「後天性門脈シャント」が形成され、痙攣をおこしている可能性があります。
追加のご質問があれば宜しくお願い致します。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:僧帽弁閉鎖不全症Stage:C闘病 日常生活についてアドバイスいただきたいです
飼い主からの相談
15才体重4.2kgトイプードル(避妊済み)です。2021年僧帽弁閉鎖不全症Stage:B1~B2と診断、フォルテコール1錠5mgを朝晩半錠ずつから投与していました。本人の体質か、幼少期から薬でぐったりしたり嘔吐や下痢をしやすい傾向があって、お薬を最小限にしてほしいと私が希望した故の処方だったと思います。2022年夏頃、散歩中に咳き込み突然パタリと倒れることが1度だけ発生し、先生からフォルテコールプラスに変更を勧められ切り替えました。しかし、フォルテコールプラスを飲むと呼吸が荒くなり、心臓が異様にバクバクする症状が出て、本人は咳とは別の苦しそうな様子になってしまったり嘔吐もありました。先生はそういう副作用は聞いたことが無いとおっしゃったのですが、とても心配になり切り替えを中止、フォルテコールで治療を続けることを選んでしまいました。ただそれ以降も本人は、日中興奮時に咳き込んだりするものの、活気や食欲があり活動的に生活できていました。しかし2023年6月頃から咳が悪化、夜間も発作がでるようになり、8月に食欲不振になりました。レントゲン、血液検査の結果、胸水が少量確認、はっきり映っていないが腹水も、心臓肝臓ともにかなり肥大していて重症な状態に進行してしまっていたのです。利尿剤など点滴し酸素室で半日入院。退院後よりピモベハート1.25mg朝晩1錠、フォルテコール朝晩半錠、ラシックス20mg朝晩半錠を開始、テルコムという会社から酸素室レンタルし設置しました。退院後数日間は驚くほど咳もおさまり食欲も戻りほっとした一方で下痢が始まり、ラシックスを減量してみることになりました。現在は3分の1錠を朝晩飲むようになり、便もそこそこの状態に回復しています。前置きが長くなりましたが、投薬3週間が経過の現在の生活について相談です。食欲はムラが出てきて食べない時は何を上げても食べませんが、夜寝る前にいきなり食べたがるなどします。全体量は元気な時の6割程度は食べていますが体重が減ってきて4kgギリギリです。どうすれば体重や栄養を維持できるでしょうか?”できたての”手作り食ならようやく食べますが栄養も偏るし、カロリーも少いです。特に薬投与にとても苦労していて投薬チュールや缶詰類も一切食べません。菓子や液状カロリー食に混ぜたり試行錯誤していますが、薬は溶けてドロドロ、選り好みして吐き出したり…私が社会人1人暮らしで6歳妹犬マルチーズのケアと並行し時間の余裕がないのもありますが、ちゃんと飲んだのを確認できない時さえあります。ピモベハートは”食前1時間前投与”と添付文書にあるのにこういう与え方そのものも良くないのしょうか?どうすれば確実に飲んでくれるでしょうか?押さえつけて口に押し込むなど無理やりなことだけはしたくないのです。ほんの軽い動作で息切れするのに、はるか本人は散歩が大好き、利尿剤で尿意もあるのか何度も行きたがり妹犬に合わせて速足で歩きたがります、往なしながら家の周り2,3分数メートル歩かせ、用を足したらカートに乗せますが本人は不服そう。散歩中も携帯酸素を準備した方がよいでしょうか?食欲は朝低下していることが多く夕方や夜間になると突如食べたがります。しかし寝る前の食事は夜間腹部を圧迫したり何より消化不良を起こすのではと不安にもなります。日によって元気さも波があって正直行き詰まります。酸素室は1時間ほど入ってくれる時もありますが、これまで一緒の布団で眠る生活だったため、すぐに出たがり酸素マスクを夜間添い寝しながら口元に充てる方法をとっていますが、都度起こしてしまうし、私も睡眠不足。このような生活がはるかの症状を悪化させているのでは、このままどんどん悪化するのではと何をどうしていいかわからなくなるのです。どうかアドバイスといただけないでしょうか?お世話になっている先生は信頼していますが、普段診察でお忙しいこともあって日常生活の細かいアドバイスを十分には聞き辛いこともあって、こちらに相談させていただきました。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
フードに関しては、腎臓の数値次第で腎臓用のフードを使用することがあります。
タンパク質の判断も同様です。少ない方が腎臓には良いと思いますが心臓にはあまり良くないです。
そこは一度、再検査の際に先生に相談してみましょう。
が、基本腎臓フードは美味しくないので、難しいと思います…
水分に関しては基本「自由に飲水」です。
腎臓のことを思うとたくさん飲ませたほうが良いです。が、飲みすぎると心臓が悪化することがあります。
よほど肺水腫、胸水などを繰り返すときは飲水制限をしたりするらしいのですが、そういうケースを除き自由飲水で良いと思います。
食事中の水分もあまり気にしなくてよい段階かと思います。
先程書き忘れましたが、いっそ手作り食にして頂いても結構です。
最近は手作り食の色々な情報が出回っていると思うので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
お気持ちはよく分かります、昨年もわたくしもそうでした。
が、ある程度、パターン(食事、検査、生活リズムなど)が固まって「形」が出来てくると、すっと楽になります。
それまでの、その子に合う選択を探していく時期なんだと思ってみて下さい。
その過程も愛情だとわたくしは思います。
治療が順調に進むことを祈っております。
他、追加でご質問がありましたらまたお願い致します。
オープンにしづらい情報があれば、プロフィールからFacebookにも飛べますので御活用下さい。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんにちは。
詳細な経過、投薬内容ありがとうございます。
高齢で、また僧帽弁閉鎖不全症(MR)においては進行したステージで、とても心配ですね。
実は昨年、うちの子も肺水腫になり、投薬を5~6種類飲ませていまして、とても共感できる内容でした。
一獣医師というより一個人として、アドバイス差し上げたく存じます。
さて、まず現状としては、MRのステージC以降となります。
そこに対し、トリプルセラピー(フォルテコール、ピモベンダン、利尿剤)を行っているというところです。
さらに、胸水、腹水も貯まったとのことで、もしかしたら肺高血圧症も併発している可能性を考えます。
現状、安定しているので、投薬はこのままで良いと思われますが、今回はそこに触れず、必要に応じて追加でご質問ください。
今回は「食欲」「投薬」「酸素の必要性」についてアドバイスさせていただきます。
食欲に関しては、うちの子も入院直後はびっくりするくらいムラが出ました。
その理由として、一番考えなきゃいけないのが「腎臓」です。
すなわち、特に利尿剤が腎臓の数値をガンと上昇させることがあります。
血液検査を行っているようですが、退院後も見ていますでしょうか?
腎臓の数値が高いと、気持ち悪さもあり食欲が減退します。体重も減ります。
上手く腎臓と心臓のバランスを取りながら治療をするのが肝心で、わたくしもいつも気にしながら治療をしています。
ここで実際の商品名を上げてよいか不明ですが、よく食べるフードとして「Butch」「ココグルメ」「ピュアロイヤル」をオススメします。
長くなりますので、是非ご自身でググってみてください。
次に「投薬」です。
一番よいのはご存じの通り「ちゅーる」です。
もし、定番の液状ちゅーるのみの使用でしたら「ちゅーるび~」もしくは「ちゅーるびっつ」も使ってみてください。
外側が少し硬く、中心に薬を埋め込めます。
うちの子はそれでもダメでしたので、単なる糖液である「単シロップ」に薬を粉々にして混ぜて、「歯茎に塗り込む」形で、半ば無理やりかもしれませんが飲ませました。
単シロップは病院で分けてもらえると思います。
最後、「酸素の必要性」です。
うちももちろん酸素缶、非常用として常備しています。
酸素テントは使わず「酸素発生器」のみを購入し、時々使いました。
酸素テント、嫌がって入ってくれませんし、閉じ込めたら騒いで苦しくなるので、正直あまり出番はありませんでした。
ただ、ネットで調べると、人もわんちゃんも入れるくらい巨大な酸素テントもあるようです。
もし寝るときに心配であればそちらを使ってみても良いと思います。
そんなこんなでうちの子は入院から一年、再入院することなく元気に朝晩散歩して食欲旺盛です。
大変長くなり申し訳ありません。
アドバイスできることは今後の経過も含め多々あると思いますが、ひとまずここまでとさせていただきます。
ご参考になれば幸いです。
相談内容:僧坊弁閉鎖不全、咳
飼い主からの相談
1年前に少し呼吸数が多く、咳は朝抱っこして下ろすとケホッと1回、出る位で受診し心臓病がわかり投薬(ピモベハート)1日目から様子がおかしくて次の日入院、膵炎がわかりました。
それから呼吸数が40回位とずーと調子がわきるく、1ヶ月後肺水腫らしく、呼吸数50回位、で入院
利尿剤追加、(フロセミド)呼吸数、咳は治まらす
2週間後、また入院、心臓病で薬を飲んでいても悪化はしていく病気といわれた。その後も呼吸おさまらず、悪化、病院かわり、フォルテコールプラスに薬をかえる、またその時、多分膵炎、肺炎、肺水腫となっていたかも?まだどんどん悪化、そこでは利尿剤をやめてといわれた。
悪化し、利尿剤をどうしていいかわからず、また、違う病院へ。
肺水腫もあり、利尿剤や薬をもらい、しりんじで療養食。膵炎もありやっとよくなる
呼吸数25回位に落ちつく。が、、専門医でもなく
これで、、前より良ければ治療もここまでといわれた。もう治療もなく悪化なので
近所の病院へ。薬を調整して減らし(抗生剤など)
咳は少し出ながらも元気も出てきて呼吸も25回位に落ちつく。(12月位から、何度か薬を増やしながら
なんとか普通に元気になってかました。)
が、だんだん咳こみが多くなり
薬もマックス、これ以上はもう、やりようがない。と病院でも言われました。
今の薬は
ネオフィリン1日2回1/4
スピロノラクトン1回半錠
フォルテコール1日1回1錠
ピモハート1日2回3錠
フロセミド1日2回1/4です。
今咳こみが長くなり動くとよく咳こみ
夜中、朝方も咳がひどくなりました。
2〜3分位でおさまりますが、、長い時もあります。
カルボシステイン、試したが効果なし。
咳止めベトルファールは、ぐったりや呼吸が早くなったり。あと何分かで治まるので
夜中ひどいとき、少し使いますがよく効き目はわかりません。
アンチノールも?いま、ハーブを試してますが
咳は治まらず。
もう、いま、病院もこれ以上は手がないので
エコーも診察もない状態です。
咳の悪化はさけられないですか?
咳は心肥大により気管支圧迫と言われてます
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

ご参考になれて幸いです。
もちろん、完全にゼロとは言えませんし、薬の効く効かないは個人差があるので、やってみないとわからないものですが、検討して見る価値はあるでしょう。
また何かありましたらよろしくお願い致します。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

お返事遅くなり申し訳ありません。
今の先生はなかなか治療の変更をしてくれないのてますね。
また違う病院にお願いするしか無いかもしれませんね。
酸素室は呼吸は楽になるかもしれませんが、咳の改善はあまり無いかもしれません。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
気管虚脱と気管支軟化症は、病態は違えど症状、治療はほぼ似たようなものです。
また、仰る通り、心臓からの咳なのか、呼吸器からの咳なのか、我々もいつも判断に悩みます。
また、薬の変更も、今回のケースは比較的進んだ症例であるので、ゆっくり変更して行くことを推奨します。
その理由としては仰る通り、薬の反応は個体差があるため、薬の変更が必ずしも良い反応に繋がらない可能性もあります。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

追加のご質問ありがとうございます。
なかなか県外まで行くのは大変ですから、できる範囲での治療で十分かと思います。
上記のお薬は、特殊な薬ではありませんので、一般の病院で仕入れることが可能と思われます。
在庫していない場合は取り寄せて頂くしかないと思いますが、病院の事情により難しい場合もあるのかもしれません。
主治医の先生と相談してみましょう。
わたくしとしては、心臓に関しては設備が良い病院で診てもらうのが良いと思います。
検査で心臓が正しく評価できないと、治療も上手く行きませんからね。
必要に応じ、上記の文面を直接お見せして頂いても構いません。
ご参考になれば幸いです。
浅川雅清先生(フリーランス獣医師)からの回答

こんばんは。
心臓病はとても心配ですよね。
一度肺水腫になっていることから、ステージとしては比較的進んでいる方とお察しします。
ここまで来ると、一度心臓病に力を入れている病院で診察を受けていただくことを推奨します。
が、微力ながら「咳」に対するアプローチを違った観点でアドバイスさせて頂こうかと思います。
確かに、現状大きくなった心臓が小さくなることはなかなか難しいし、大きくなった心臓が気管を圧迫するのは事実です。
が、それと同時に、気管そのものが心臓とは関係なく脆弱化し、いわゆる「気管支軟化症」を伴い咳をしている症例も数多く存在します。
となると、心臓の治療のみならず、呼吸器の治療を強めることで、咳の改善を期待することも可能かと思います。
一度しっかりした設備で心臓のエコー検査、肺のレントゲン検査を行ってからの薬の調節がベストだと思いますが、もしわたくしが調剤するなら、
ネオフィリン→テオドール
フロセミド→ルプラック
ベトルファール→レスプレン
フォルテコール→アムロジピン
というように、薬の種類を変更することで、良い効果を期待すると思います。
が、血液検査などで薬の変更が出来ない理由があるのかもしれませんね。
複雑な内容で申し訳ありませんが、ご参考になれば幸いです。
ペット保険について

大切なペットの万が一に備えてペット保険を検討してみませんか?
ペットが病気やケガをしたとき、治療費の一部または全額を負担してくれるペット保険には提供しているペット保険会社によって様々なプランがあります。
ペット保険比較サイト「みんなのペット保険」なら、犬種・猫種、年齢から補償内容・保険料を比較し、そのまま資料請求やお申し込みも可能です。
実際にペット保険をご利用の方の口コミや各種ランキングも多数掲載しておりますのでペット保険にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。