タイニープードルの体重はどれくらい？体重管理のポイントとは

タイニープードルは、トイプードルより小さく、ティーカッププードルより大きいプードルです。しかし、FCI（国際畜犬連盟）で公認されているプードルのサイズは、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4つで、タイニーというサイズは公式には存在しません。
4㎏以下のプードルはすべてトイプードルですが、そのなかでも2～3kgのプードルをタイニープードル、それ以下をティーカッププードルと呼ぶようです。これは目安なのでブリーダーや団体によって基準は異なります。

生後間もないプードルは、将来どれくらい大きくなるのか予測できません。一般的に小型犬の子犬の場合、生後2カ月の体重が成犬のおよそ1/3、生後3カ月の体重が成犬のおよそ1/2と同じだと言われています。タイニープードルの場合も、これを目安にトイやティーカップと区別されます。

サイズについて不安がある場合は、両親犬や祖父母犬にさかのぼって確かめましょう。
タイニープードルは生後6カ月ころまではぐんぐん成長し、生後8～10カ月でほとんど落ち着きます。確実にタイニープードルが飼いたい場合、生後7カ月以上で、ある程度成長が落ち着いた犬を迎えるのがいいでしょう。

肥満の見極めに役立つのが「ボディコンディションスコア（BCS）」です。

「ボディコンディションスコア」は、体型を見て触ってチェックする、肥満度の指針です。
理想的な体型は、肋骨が薄い皮下脂肪で覆われて、なでると骨がわかる状態。上から見た腰のくびれがゆるやかで、横からみたウエストも程よく細くなっています。

逆に、触らなくても骨がわかったり腰のくびれが顕著なのはやせすぎ。ぐいぐい触らないと骨がわからないなら肥満の目安です。

プードルはサイズが細かく分けられていますが、その犬の骨格や筋肉量などによって適正体重は違います。体の小さなタイニープードルは、特に子犬の場合、きちん食べないと低血糖を起こすことがあります。過度な運動は関節に負担がかかります。飼っているタイニープードルが2～3kgに当てはまらない場合、自己判断ではなく獣医に相談してから食事量や運動量を調節しましょう。

タイニープードルの体重や体重管理のポイントについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

体重や体型を日々チェックし、異変にすぐ気づいてあげることが健康管理のコツです。タイニープードルは超小型犬なので、小さな変化が肥満や栄養不足につながってしまう可能性があります。しかし適正体重はその犬によって違うので、飼い主の自己判断での食事量や運動量の増減は危険です。

適切な体重管理を理解して、タイニープードルと健やかな毎日を過ごしましょう。